気仙沼市議会 > 2020-06-24 >
令和2年第111回定例会(第5日) 本文 開催日: 2020年06月24日
令和2年第111回定例会(第5日) 名簿 開催日: 2020年06月24日

  • "部屋"(/)
ツイート シェア
  1. 気仙沼市議会 2020-06-24
    令和2年第111回定例会(第5日) 本文 開催日: 2020年06月24日


    取得元: 気仙沼市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-06
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2020-06-24 令和2年第111回定例会(第5日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 334 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 2 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 3 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 4 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 5 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 6 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 7 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 8 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 9 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 10 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 11 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 12 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 13 : ◎健康増進課長(畠山賢哉君) 選択 14 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 15 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 16 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 17 : ◎健康増進課長(畠山賢哉君) 選択 18 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 19 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 20 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 21 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 22 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 23 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 24 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 25 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 26 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 27 : ◎健康増進課長(畠山賢哉君) 選択 28 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 29 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 30 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 31 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 32 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 33 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 34 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 35 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 36 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 37 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 38 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 39 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 40 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 41 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 42 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 43 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 44 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 45 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 46 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 47 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 48 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 49 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 50 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 51 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 52 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 53 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 54 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 55 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 56 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 57 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 58 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 59 : ◎教育長(小山 淳君) 選択 60 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 61 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 62 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 63 : ◎教育部長(池田 修君) 選択 64 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 65 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 66 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 67 : ◎教育長(小山 淳君) 選択 68 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 69 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 70 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 71 : ◎教育部長(池田 修君) 選択 72 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 73 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 74 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 75 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 76 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 77 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 78 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 79 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 80 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 81 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 82 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 83 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 84 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 85 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 86 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 87 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 88 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 89 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 90 : ◎総務課長(三浦利行君) 選択 91 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 92 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 93 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 94 : ◎総務課長(三浦利行君) 選択 95 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 96 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 97 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 98 : ◎市民生活部長(小野寺幸恵君) 選択 99 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 100 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 101 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 102 : ◎市民生活部長(小野寺幸恵君) 選択 103 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 104 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 105 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 106 : ◎総務課長(三浦利行君) 選択 107 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 108 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 109 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 110 : ◎総務課長(三浦利行君) 選択 111 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 112 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 113 : ◎総務課長(三浦利行君) 選択 114 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 115 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 116 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 117 : ◎総務課長(三浦利行君) 選択 118 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 119 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 120 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 121 : ◎総務課長(三浦利行君) 選択 122 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 123 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 124 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 125 : ◎総務課長(三浦利行君) 選択 126 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 127 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 128 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 129 : ◎教育長(小山 淳君) 選択 130 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 131 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 132 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 133 : ◎学校教育課長(斎藤博厚君) 選択 134 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 135 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 136 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 137 : ◎気仙沼中央給食センター所長(熊谷芳江君) 選択 138 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 139 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 140 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 141 : ◎教育総務課長(熊谷政弘君) 選択 142 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 143 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 144 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 145 : ◎教育総務課長(熊谷政弘君) 選択 146 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 147 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 148 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 149 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 150 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 151 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 152 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 153 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 154 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 155 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 156 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 157 : ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 選択 158 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 159 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 160 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 161 : ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 選択 162 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 163 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 164 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 165 : ◎生活環境課長(白幡賢一君) 選択 166 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 167 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 168 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 169 : ◎生活環境課長(白幡賢一君) 選択 170 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 171 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 172 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 173 : ◎生活環境課長(白幡賢一君) 選択 174 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 175 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 176 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 177 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 178 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 179 : ◎5番(小野寺 修君) 選択 180 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 181 : ◎土木課長(菅原通任君) 選択 182 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 183 : ◎5番(小野寺 修君) 選択 184 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 185 : ◎土木課長(菅原通任君) 選択 186 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 187 : ◎5番(小野寺 修君) 選択 188 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 189 : ◎土木課長(菅原通任君) 選択 190 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 191 : ◎5番(小野寺 修君) 選択 192 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 193 : ◎土木課長(菅原通任君) 選択 194 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 195 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 196 : ◎土木課長(菅原通任君) 選択 197 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 198 : ◎5番(小野寺 修君) 選択 199 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 200 : ◎建設部長(佐々木 守君) 選択 201 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 202 : ◎5番(小野寺 修君) 選択 203 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 204 : ◎5番(小野寺 修君) 選択 205 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 206 : ◎土木課長(菅原通任君) 選択 207 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 208 : ◎5番(小野寺 修君) 選択 209 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 210 : ◎土木課長(菅原通任君) 選択 211 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 212 : ◎5番(小野寺 修君) 選択 213 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 214 : ◎建設部長(佐々木 守君) 選択 215 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 216 : ◎5番(小野寺 修君) 選択 217 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 218 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 219 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 220 : ◎土木課長(菅原通任君) 選択 221 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 222 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 223 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 224 : ◎土木課長(菅原通任君) 選択 225 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 226 : ◎5番(小野寺 修君) 選択 227 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 228 : ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 選択 229 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 230 : ◎5番(小野寺 修君) 選択 231 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 232 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 233 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 234 : ◎産業部次長兼水産基盤整備課長(昆野賢一君) 選択 235 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 236 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 237 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 238 : ◎産業部次長兼水産基盤整備課長(昆野賢一君) 選択 239 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 240 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 241 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 242 : ◎産業部次長兼水産基盤整備課長(昆野賢一君) 選択 243 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 244 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 245 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 246 : ◎産業部次長兼水産基盤整備課長(昆野賢一君) 選択 247 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 248 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 249 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 250 : ◎産業部次長兼水産基盤整備課長(昆野賢一君) 選択 251 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 252 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 253 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 254 : ◎産業部次長兼水産基盤整備課長(昆野賢一君) 選択 255 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 256 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 257 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 258 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 259 : ◎土木課長(菅原通任君) 選択 260 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 261 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 262 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 263 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 264 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 265 : ◎10番(村上 進君) 選択 266 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 267 : ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 選択 268 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 269 : ◎10番(村上 進君) 選択 270 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 271 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 272 : ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 選択 273 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 274 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 275 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 276 : ◎産業部次長兼水産基盤整備課長(昆野賢一君) 選択 277 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 278 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 279 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 280 : ◎1番(今川 悟君) 選択 281 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 282 : ◎総務課長(三浦利行君) 選択 283 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 284 : ◎1番(今川 悟君) 選択 285 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 286 : ◎総務課長(三浦利行君) 選択 287 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 288 : ◎1番(今川 悟君) 選択 289 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 290 : ◎総務課長(三浦利行君) 選択 291 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 292 : ◎1番(今川 悟君) 選択 293 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 294 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 295 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 296 : ◎社会福祉課長(遠藤光春君) 選択 297 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 298 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 299 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 300 : ◎社会福祉課長(遠藤光春君) 選択 301 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 302 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 303 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 304 : ◎社会福祉課長(遠藤光春君) 選択 305 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 306 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 307 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 308 : ◎社会福祉課長(遠藤光春君) 選択 309 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 310 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 311 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 312 : ◎社会福祉課長(遠藤光春君) 選択 313 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 314 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 315 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 316 : ◎社会福祉課長(遠藤光春君) 選択 317 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 318 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 319 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 320 : ◎社会福祉課長(遠藤光春君) 選択 321 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 322 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 323 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 324 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 325 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 326 : ◎社会福祉課長(遠藤光春君) 選択 327 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 328 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 329 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 330 : ◎観光課長(畠山 勉君) 選択 331 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 332 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 333 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 334 : ◎議長(菅原清喜君) ↑ ページの先頭へ 本文 ▼最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:      午前10時00分  開 議 ◎議長(菅原清喜君) ただいまの出席議員数は23名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 2: ◎議長(菅原清喜君) 本日の欠席届出議員はございません。遅参届出議員は16番臼井真人君、以上のとおりでありますので御報告いたします。 3: ◎議長(菅原清喜君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、3番菅原雄治君、4番村上伸子君を指名いたします。 4: ◎議長(菅原清喜君) 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めましたところ、お手元に配付の名簿のとおりでございますので御報告いたします。 5: ◎議長(菅原清喜君) 次に、報道機関から写真撮影等の申出があり、議長はこれを許可しておりますので御報告いたします。 6: ◎議長(菅原清喜君) これより、日程に従いまして一般質問を行います。  順次質問を許可いたします。  初めに、「大島歯科診療所の再開について」外2か件、17番熊谷雅裕君の質問を行います。17番熊谷雅裕君。 7: ◎17番(熊谷雅裕君) 17番熊谷雅裕です。  最初に、昨年12月に中国武漢で新型コロナウイルスが発生しました。その対策の一つとして、政府から、アベノマスクとやゆされているこのマスクが466億円もの費用をかけて国民に支給されました。税金の無駄遣いであり、国民を愚弄する愚策そのものです。巨大防潮堤建設もそうですが、国、県、市の行うことは全て正しいのではなく間違いがあるという見本です。  質問に入ります。  1、大島歯科診療所の再開について。  本年2月議会定例会において、大島歯科診療所の再開について質問し、事業者の公募を検討しているとの答弁がありました。その後の進捗状況を尋ねます。 8: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長菅原 茂君。 9: ◎市長(菅原 茂君) 熊谷雅裕議員の質問にお答えいたします。  大島歯科診療所の再開についてでありますが、大島地区内の診療体制を確保するため、気仙沼歯科医師会と相談の上、事業者の公募実施に向け、診療所施設や医療機器の状態、高齢者が多い地域事情など、公募する際の諸条件等の整理を進めてまいりました。  この間、公募の検討がマスコミで取り上げられ、関心を持たれた複数の問合せがあり、歯科医師の現地確認等にも対応してまいりました。  問合せいただいた歯科医師等からは、高齢の方々の一定程度の診療ニーズは見込めるものの、採算性の面で難があることや、希望する医療機器への交換要望などの話が出され、市としましては、歯科診療所開設事業者の公募は困難であると判断したところであります。
     一方で、これまでの経緯を踏まえ、現在、週1回程度の巡回歯科診療について、気仙沼保健所に相談し、実施の可能性を検討しているところであります。  巡回診療は基本的に無医地区という前提条件があり、架橋後の大島地区において制度的に難しい点はありますが、市内の歯科医師による診療の弾力的な対応ができないか、調整を図っているところであります。 10: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 11: ◎17番(熊谷雅裕君) 昨年2月から閉所となって、5月ぐらいから市当局に再開の方策を練ってくれるようにお願いしてきたんですけれども、ここまでずっと閉鎖されたままです。歯科医師が長年大島に貢献してきたこともあり、当局としては穏便な形で交代をしていきたいということもありまして、それが延び延びになってここまできたわけですけれども、先日までその歯科医師は在宅していました。つまり2月のときの答弁から一歩も進んでいないわけです。もっと言えば、昨年から大島の歯科診療所に対する市の政策というか対処が全く進んできてこなかったんです。そこまで延びてしまった要因というのは一体何でしょうか。 12: ◎議長(菅原清喜君) 健康増進課長畠山賢哉君。 13: ◎健康増進課長(畠山賢哉君) それでは、お答えいたします。  まず、これまでの経緯についてお答えしたいと思います。歯科診療所は昨年の2月から休診し、院長は通院と療養に専念してまいりました。休診中は在住医師の面談等による体調や再開に向けた考え方をお伺いしてまいりました。復帰を待つ一方で、再開に向けた方策、例えば歯科医師を雇用しての診療を再開するなど検討もしていただいたところでございます。  また、並行して、気仙沼歯科医師会長等に大島地区の歯科医療の確保について相談をしてまいりました。併せまして、地元議員に状況を説明し、御意見もいただいてきたところでございます。  しかし、本年1月に、体調は変わらず、最終的に診療所を再開する意思がないことが伝えられましたので、2月の定例会におきまして、当該施設を使用し歯科診療所を開業できる事業者の公募を検討していると答弁したところでございます。  その後、先ほどの市長答弁のとおり、公募を検討していることが記事となり、複数の問合せがございました。希望する医療機器への交換要望など、御意見を頂戴したところでございます。  このような事情から公募は困難と判断し、その後、新型コロナウイルス感染症への対応もありましたが、現在、巡回歯科診療の実施の可能性を保健所に相談しているところでございます。 14: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 15: ◎17番(熊谷雅裕君) 公募は難しいということですけれども、昨年から島民が歯科診療で困っている事実はあったわけで、それに対して私も週1回でもいいから歯科医師会から大島に来てもらえないかと。難しい歯科治療ではなくて、かぶせたものが取れたとか、入れ歯の具合が悪いだとか、ちょっとしたことなんですよね。ですから、週一遍でも交代で来てもらえれば非常に助かるんだがという話はしてきました。それに対して、歯科医師会として、それに対する答えが結局出てこなかったということでよろしいんですか。 16: ◎議長(菅原清喜君) 健康増進課長畠山賢哉君。 17: ◎健康増進課長(畠山賢哉君) お答えいたします。  体調の回復を待ちつつ再開の方策を探ってまいりましたが、それがかなわず、このような結果となっております。  ただ、この間も、これからもでございますけれども、歯科医師会のほうに相談をさせていただきながら、今その制度の活用等ができるかどうか検討しているところでございます。 18: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 19: ◎市長(菅原 茂君) 先ほど私の答弁の中で、複数の方が関心を持たれ現地を確認した人がいるという話をしました。歯科医師会の会員であります。そういう方に行っていただいて、実は前院長先生とも状態について話をしてもらいました。けれども、その話をした結果として、例えば常に開いておくことは無理と。  その後、私もその方とも直接話をしました。例えば、今熊谷議員がおっしゃったように、週何回とか、1回とか、そういうことでもいいんだかも分からないですのでという話もしましたけれども、そういう対応はその方はできないということでございましたし、また歯科医師会長さんとも健康増進課で話をしているんですけれども、そういう方は今のところ出てきていないということです。  先ほど、機器の話をしましたけれども、現在持っている機器ではほとんどの先生方は難しさを感じています。その代わり、我々も別にその機器にお金がかかるからということでこのことを今の状態にしているわけではありません。それはお金で解決ができたり、ほかから持ってくるということもできるみたいです。  しかしながら、現在、そのことに歯科医師会の市内で診療している方の中では手が挙がってこないという状態にあって、非常に難しい状況なので、公募することにほとんど意味のないことも、先生同士のやり取りを全部聞きましたけれども、分かりました。その中で週1回でも、今おっしゃったような形ができないかということを探っている状態です。 20: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 21: ◎17番(熊谷雅裕君) 昨年4月に橋が開通して、救急医療やら急用のときに本土に渡れて、島民は非常にうれしく感じていますし、よかったと思っていますが、一方では高齢者の方々が足がなくなってしまったと嘆いています。つまり、以前でしたら船が40分から1時間に1本走っていましたし、内湾に着くと歩いて治療にも買物にも行けたわけです。その中で、船がなくなり、バスに代わりましたが、これは日中2時間に1本ぐらいですし、休憩所も待合所もありません。そういった中で、運転できない高齢者が困って、大島医院の先生が来ていらして、そっちのほうはいいんですが、歯科に関しては本当にこの1年半ずっと困っている、その状態が続いています。  それで、この際はっきり言いますけれども、その1年半の間、結局、前のお医者さんやら市、あるいは気仙沼の歯科医師会、一切ここに光を当ててこなかったんだと思います。結局、取り残されてしまっている。何とかその解決をしていただきたいなと。それが切なる島民の高齢者の願いです。何とか歯科医師会との話、本当に週1回でも開けて、ちょっとした治療をしてもらえれば助かる人がいっぱいいるんです。そんなインプラントとかそういう手術ではなくて、ほんのちょっとした歯の具合を治してもらえればすごく喜ぶと思うというか、助かります。何とかそれを強くお願いできませんでしょうか。 22: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 23: ◎市長(菅原 茂君) 1点、先ほど私の答弁の中で、現地に行った方が、私がちょっとお話しした市内の方と言いましたが、市外の方もおります。複数の方がおりました。  それはそれとして、私どもも全くそのような気持ちで、どんな可能性があるのかいろいろ探っているところです。多分、歯科診療ですから、今熊谷議員さんがおっしゃったように、何とか簡単なことだけできればいいということだけでは済まないんだと思うんですけれども、1週間に1回行ったら、来た患者さんの痛ければ痛いのを治さなければならないし、そういう対応はしなくてはならないんだと思います。これはあくまで医師ですから、医師は医師の判断でやっていくことなので、そこら辺に注文をつけるのはあまり適切ではないんではないかと思っています。  しかしながら、現在、歯科医師免許を持っていて、何かしていないというので一方お手伝いしてもいいという人が見つかればいいんですけれども、そうでもないことがこの何か月間かで今のところ分かった状況ですので、その中で一日でも行っていただく人を何とかして見つけ出すという作業を今、本当に健康増進課のほうでは詰めてやっているところです。 24: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 25: ◎17番(熊谷雅裕君) 橋が架かって光の当たる部分はありますが、橋の架かったことで陰になってしまった人たちも現実にこの世にいるわけで、何とかいっときも早くその方たちに光を当ててほしい、助けてほしいと思います。  専門的なことですから、今の機械では治療できないと思う先生もいっぱいいるのかもしれないですけれども、何かもっといろんなところに手を尽くしてやってほしいと思いますし、もう一働き、歯科医師会にももう一踏ん張り何か方法はないか検討していただくように、現場でやっていただけますよね。ぜひお願いしたいと思うんですが、その答えをお願いします。 26: ◎議長(菅原清喜君) 健康増進課長畠山賢哉君。 27: ◎健康増進課長(畠山賢哉君) 今いただいた御意見のとおり、早々に関係機関との協議調整を進めてまいります。 28: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 29: ◎17番(熊谷雅裕君) 本当にいっときも早く歯科診療所が再開してほしいと思っています。ぜひよろしくお願いいたします。  2番目の質問に入ります。  2、気仙沼市義務教育環境整備計画についての市長の答弁について。  (1)本年2月議会定例会における私の質問に、市長は「熊谷議員がいろんな組み合わせを言いましたけれども、多くの市民がそのとおりではないと思います」と答弁しています。多くの市民が私の考えを否定しているとの根拠を尋ねます。  (2)同じく市長から「内湾に人を集めるために学校がというような話がありましたが、内湾の施設については全市から人が集まってもらいたいと思っています。もう一つは、気仙沼の中で各地にいろんな施設がありますから、そこにも行ってもらいたいと思います。そのことに尽きると思います」と答弁がありました。思うだけで、望むだけで、市内の各施設に人が集まり、人が行くとの答弁ですが、市が大きく変化する中、思いだけでそれが可能なのかを尋ねます。 30: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長菅原 茂君。 31: ◎市長(菅原 茂君) 気仙沼市義務教育環境整備計画についての市長答弁についてお答えいたします。  多くの市民が熊谷雅裕議員の考えを否定しているとの根拠についてでありますが、改めて議事録を確認しましたが、私の答弁は、今お話をしていただきましたように「熊谷議員がいろんな組合せを言いましたけれども」、その次もあります。「多くの市民がそのとおりではないと思います。一人一人いろんな思いがあって、そこは熊谷議員の言うとおりだなというところもあれば、それは違うよというところもいっぱいあるんだと思います」というものでありました。その趣旨は、熊谷雅裕議員のように考えている人もあれば、そうでない人もあり、市民には多様な意見があるということであり、多くの市民が熊谷雅裕議員の考えを否定している意味ではないことは文脈からも明らかであります。  次に、思いだけで市内の各施設に人が集まり、人が行くことが可能なのかについてでありますが、改めて議事録を確認しましたが、今まさしく熊谷雅裕議員が読んでくれたように、思いだけで市内の各施設に人が集まり人が行くという答弁はしておりません。  震災後のまちづくりについては、市民の皆様と共に考え、話し合った上で、ハード整備などを進めてきました。  例えば、内湾地区は、まちづくり協議会、市、県が話し合い、景観と両立した防潮堤の整備や、市による土地区画整理事業の導入、災害公営住宅や、まち・ひと・しごと交流プラザの整備など、にぎわいの創出を考え、新しいまちづくりの基盤整備を進めてきました。  地域の皆様も、公共による基盤整備に合わせ、自らリスクを負いながら複数の商業施設の開発を進め、新たなにぎわいづくりに取り組んでこられました。  もちろん、このことは内湾地区に限る話ではなく、市内各地域の各種施設整備についても、多くは人が集まることを目的に、市民の皆様と共に進めてきたものであります。 32: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 33: ◎17番(熊谷雅裕君) 市長の最初の答弁、「多くの市民がそのとおりではないと思います」と、最初にまず明言してから始まりました。その後いろいろお話はしましたけれども、私の組合せを、まず否定から入って、その中で「多くの市民が」と間投詞をつけています。市長の考えとしてそのとおりではないと思うと言うのなら分かるんですが、「多くの市民がそのとおりではないと思います」と明確に言っています。多くの市民が私の考えと違うという根拠は何ですかと聞いているんです。 34: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 35: ◎市長(菅原 茂君) これは日本語の問題ですけれども、「多くの市民」というのは、多くの市民が否定をしているケースと、多くの市民が賛同しているわけではないというケースがあると思います。比較的日本語は難しくて、英語のほうが意外と簡単なんですね。ノット・メニーとノット・ザット・メニーと分かれるそうであります。今回調べましたが、私が言ったのは、多分後者のほう以上に賛同者もある程度いるだろうという思いで言ったものであります。 36: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 37: ◎17番(熊谷雅裕君) いや、私は本当に最初から市長から否定される形で、私の考え、その後の部分もありますけれども、まず否定から頭ごなしに言われたので今こういう質問をしているんですけれども、もし、どういう状況下なのか、学校の再編というか統合問題についてアンケートを取った結果として私の考えと違うというんだったら納得もしますし、多くの人に聞いて私の考えが違うという否定の形で言うんでしたら分かるんですが、アンケートも取っていない、それから多くの人に一人一人聞いてきたわけでもない。にもかかわらず、多くの市民がそのとおりではないと思いますと言うことは、おかしいと思います。いかが思いますか。 38: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 39: ◎市長(菅原 茂君) アンケートを取っていれば、そのとおりではありませんと言ったと思います。私はそう想像したということを言っているのであって、また私はそのことについては、当然熊谷議員と同じような考えを持っていたり、持っていなかったりする人が双方いると思いました。熊谷議員は、自分の意見がそうであるというお話ですから、必ずしもそうではないだろうというお話をしたまでです。  それともう一つは、今回私ももう一回見直してみましたけれども、要は第3段階を通り越して、一つ一つ主に、一つ的に集めることが必要ではないかという趣旨のお話で、そのことが気仙沼小学校、中学校がある地区だと、ほかの施設も整っているので、みんなにとっていいんじゃないかというお話でした。そのことについては、現在、第2段階の最後と第3段階をやっているわけですけれども、そのことを進めること以上に、1回に持っていくのは非常に難しく時間もかかって、その間、子供は大変十分ではない環境に置かれるということから総合的に判断をして、段階を踏むしかない、踏むことが今の教育委員会の考え方で、それで私も賛同しているというお話をしたところであります。  熊谷議員さんがおっしゃるような結末、また最終結論というものを、私はどちらかというと否定をしないという思いもあって発言したと思っております。そうでなければ、わざわざ発言する必要もなかったんじゃないかなと思います。もちろん一回促されてはおりますけれども、教育委員会が所管となって答弁をする場面だったと思います。 40: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 41: ◎17番(熊谷雅裕君) 市民にいろんな考えがあるというんでしたら、統合計画は実際、平成24年に答申があって、平成25年に出たんですけれども、その平成24年の7月ぐらいに大島とか聞いて回って、そのときの議事録的なものを見ますと、橋が架かってからでいいんじゃないかとか、大島に橋が架かったら人が増えるよとか、そういう会話がいっぱい出てきているんですね。それで現実感が全くなくて、単にこういった感じでということで、それが例えば、大島、鹿折、唐桑が一緒のブロックだとか、そういった4つに分かれたブロックだとか、そういうことを知っている市民はほとんどいないんじゃないですかね。それで現実感がないし、それによって決定されたこと自体がおかしいので、震災から9年たちますし、震災直後のただ聞いただけの話だけで全てが決定されてしまっているその計画を、もう一度きちんと見直したらいいんじゃないかという提言をしていたわけですから。それをはなから否定される形で市長答弁がありましたので、できましたら全市の方に、統合計画の教育の計画を全部知らしめて、アンケートを取るべきだと思うんですが、いかがですか。 42: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 43: ◎市長(菅原 茂君) まず最初に、最初から否定で入ったという話をされましたけれども、先ほどまさしくそのことを熊谷雅裕議員が冒頭にお話しされましたよね。アベノマスク等のあれは愚策であってという話を決定的におっしゃいましたけれども、それだって私はどちらかというと熊谷雅裕議員にアベノマスクに関しては近い考えですけれども、世の中にはいろんな考えがあるんだと思います。そういう中で話をしているということが、まずは大前提だということを知っておいていただきたいと思います。  その上で、私がこの質問で義務教育環境整備の進め方について深掘りするつもりはございませんし、それは前回の議会で私が話したのが全てです。先ほど少し触れました。そのことにほかならないと思います。順を追って進めてきていますし、別な機会に教育委員会からもお話があるのかも分かりませんけれども、大島でもお話を、説明をしたりしていると思います。一度にできないというのが私の今の客観的な感想です。そのことを無理やり進めて、子供のためにならないということをいつまでも放置するわけにはいかないと思います。結果として、いろんなケースはあり得ると考えております。 44: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 45: ◎17番(熊谷雅裕君) 平成24年7月に大島に来ていますけれども、それ以降、昨年の8月まで来ていないはずです。その間、全く世の中の動きが変わって、人口の動きも変わって、状況が変わっている中で、震災1年後のただ30人ほど、どういうメンバーなのか分かりませんが集まって聞いたとき、その人たちの例えば父兄が来ていても、みんな卒業しています。今は全然違う状況下にあるので、もう一度見直してほしいという言葉と、それと市民が本当にどう考えているのか、一度アンケートなり、広報としてきちんと出して知らせるべきだと思うんですが、いかがですか。 46: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 47: ◎市長(菅原 茂君) 基本的には教育委員会の皆さんがずっと各地を回っていますので、その皆さんの判断に任せたいと思いますけれども、アンケートというものについては、私は基本的にどんな場合でも慎重です。まずは、正確にその前提が伝わるということがなかなかない。今、まさしく熊谷雅裕議員が言ったように、これまでずっとこの問題は各地でやってきても、みんなが正確に状況だとか、判断材料を把握しているわけではないのが実態です。そのことの中で物事を進めていくときに、どういう手法が適切かということです。それとまた、このタイミングでそういうことをするというのは極めて唐突だと感じます。  いずれにしてもそういうことも含めて、実際に現場でいろんな話を聞いている方たちが、教育委員会になりますけれども、適切に判断すべきだと思います。そのときは私にも相談があるんだろうなと思いますけれども、その状況を聞いた上で判断をするということになろうかと思います。 48: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 49: ◎17番(熊谷雅裕君) 第1段階、第2段階とは違って、第3段階は本当にこれからの将来を決めるものだと思うんです。昨年の説明会、平成24年からブランクがずっとあって7年も8年も空いた後に、例えば大谷での説明会を聞きに行きましたけれども、大谷の人は、その出席した人は全て反対していました。そういった現実があるのに、もう第3段階、来年4月には大谷中学校が階上中学校に統合というのが出ていたりしています。もう現実的ではないんですよ。ですから、一度これは改めて考えてほしいと思います。  それと、もう一つのほうの質問の「人を集めるために学校がという話がありましたが」ということで、これはいろんなことを先ほどおっしゃいましたけれども、市長は、各地に行ってもらいたい、集まってもらいたい、そのことに尽きると思いますと。そのことに尽きるということは、単なる何ですかね、希望だけで、具体的な部分が、先ほど何かおっしゃいましたけれども、もっともっとその点を聞きたかったんですけれども。例えば、小・中学校が中央に集まれば、そこから南町方面に人が流れていく、八日町方面に流れていく。それで、市役所がなくなるというのが、現実があるわけで、その市役所がなくなるということに過剰に反応したのかもしれませんけれども、現実に市役所がなくなって人の流れが変わるわけです。内湾にしても、以前は船が大島から来ていましたし、唐桑からも来ていました。内湾に人が集まる人の流れができていたわけです。それが、船が、巡航船がなくなって、車でみんな動くようになりました。毎日何百人、何千人という人があそこを通過していったわけですけれども、それが船がなくなったことで全然違う状況下になったわけですよね。同じように市役所がなくなれば、そういう人の流れも変わってくると思うんです。  ですから、学校の再編に合わせてそれを一言言ったときに、市長からは何か否定されるというか、そういう形の返答があったので、一応話をしたんです、ここに上げたんです。私なんぞの話は聞けないということなのかどうなのか分かりませんけれども、ここに書かれている「それに尽きます」という言葉に非常に引っかかったので、それで聞いたわけです。それのもうちょっと詳しい説明、していただけますか。 50: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 51: ◎市長(菅原 茂君) 「そのことに尽きる」ということに、あまり大きな意味はないんだと思います。私は、その施設、施設は人を集めるということを主に目的としてやっていますよということを先ほど答弁しました。そうでない施設もありますよ。人が来てもらってはいけない、なるたけ少ないほうがいい公共施設もございますので、先ほどそういう言い回しをしました。また、内湾についてはこういうことをしてきましたということも話したつもりであります。  もう一つ、私が熊谷雅裕議員の考え方に少し否定的だったのは、学校の統合、義務教育環境の整備とまちに人を集めるということの順番だと思います。そういう思いだったと思います。例えば、それ以外にも、学校の統合をしたときに、片方の土地が出ますよね。土地が残ったりしますよね。その土地の価値だとか汎用性によって、義務教育環境の整備の順番を決めてはいけないんだと思います。そういう場所も実はありますよ。だけれども、私はそういうことは、必ず話さないように封印しています。もちろん非公式の場では、こういう要素もあるけれどもそれは順番としてはおかしいですよねという話し方をしています。そういうことは、私は大事であります。もちろん純粋に教育的見地だけで全てが進められるわけではありません。当然、義務教育整備計画の各校の最終的な場面があります。最終的な場面に来ました水梨を除いて、私は必ず行っていますけれども、地域の皆さんからいろんな意見が出ます。そのことはやっぱり大事な要素なんですよ。しかしながら、それは一番ではない。一番ではないことを皆さんが理解したから、統合が進んできたんだと思っております。そこの順番は間違えてはいけないと、今も私自身は思っているところです。  また、先ほど熊谷雅裕議員の自分の意見は聞けないのかというお話ですが、私はこの一般質問に限らず、議会には真摯な態度で臨んできて、そのことに恥じることは一切ありません。 52: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 53: ◎17番(熊谷雅裕君) 学校再編にもいろんな考えがあると同じように、人の動きについてもいろんな考えはそれぞれあると思いますし、政策もあると思います。実際、動線が変わることによって、その後まちが活性化したり、衰退したりするのはもう当然のことで、そこの目的あるいは施設、そういったものがいかに充実していくかであって、私も内湾はもちろんですが、全市いろんな場所を本当に活性化して発達してほしいとは思いますけれども、それは思いとしては市長と同じなんでしょうけれども、その一つの部分として、今内湾に実際エスポートがなくなったということはすごく大きなマイナスで、さらに市役所がなくなるということに物すごく不安を感じている内湾、八日町、三日町の方々がいることも確かです。それは間違いないですよね。極端に言うと、はしごを外されたと怒っている人もいました。  ですから、そういった流れの中で、一つ核となるような例えば学校ができれば、そういったところにも人が流れていくんじゃないかという思いで発言をしたんです。それについては、市長はどう思いますか。 54: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 55: ◎市長(菅原 茂君) 先ほど答弁したつもりです。そのことが学校義務教育環境整備の要素に入らないとは言いませんけれども、それが実際に子供たちの教育そのものに勝ることはないんだと思います。したがって、順番を間違えて話をしたり、ここで市長と熊谷議員がそのことだけに特化して話をしていくというのは、私は極めて不適切とは言いませんけれども、必ずしも適当ではないのではないかと思います。  順番としては、私の気持ちとしては、先ほど言いましたように、子供たちの環境の整備ということが第一で、それも相当なボリュームを持って考えられるべきで、そのほかのことについては、我々が逆に言えば解決をしていかなくてはならない問題だと整理すべきだと考えています。 56: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 57: ◎17番(熊谷雅裕君) 議論はいろいろ続けていくときりがないので、これで3番目に移りたいとは思いますが、でもやっぱり気仙沼市が発展してほしいというか、活性化してほしいのは、本当にみんなの共通の思いだと思いますので、ぜひいろんな対策をお願いします。  3番目の質問に入ります。  小・中学校の再開と9月入学制について。  (1)県は5月7日に休業等の要請を解除しましたが、県立学校の再開は6月1日としました。子供たちへの配慮に欠ける政策にもかかわらず、どうして市は学校再開を6月1日にしたのかを尋ねます。  (2)村井県知事は「県議と情報交換した限りでは、早期再開を望む保護者の声は皆無に等しい」と述べています。しかし、子供たちから「早く学校に行きたい。友達に会いたい。外で遊びたい」。保護者からは「仕事に行けない。勉強せずゲームばかりしている。勉強の遅れが心配だ。お互いストレスがたまっている。孫の面倒を見るのが大変、体がもたない」等々、早く学校を再開してほしいとの声が聞かれました。学校現場ではこのような声は聞こえてこなかったのかを尋ねます。  (3)村井県知事は9月入学制を唱えていますが、市はこの提案についてどのように受け取り、どのように協議したのかを尋ねます。 58: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君の質問に対し、当局の答弁を求めます。教育長小山 淳君。 59: ◎教育長(小山 淳君) 熊谷雅裕議員の質問にお答えいたします。  小・中学校の再開と9月入学制についてでありますが、学校再開を本格的な授業の開始と捉え、臨時休業期間内で段階的に登校日を増やし、新型コロナウイルス感染症防止対策を講じた授業実施の準備を進めることを念頭に、6月1日からの学校再開を決定いたしました。  なお、5月7日に、緊急事態措置として県知事から出されていた飲食店などの休業要請は解除されましたが、その時点では緊急事態措置が見直されて、多くの制限が課されておりましたことから、学校の再開準備を踏まえて慎重を期したものであります。  また、5月中は、7日から分散での登校を開始し、第3週は週1回程度、第4週は登校回数を増やし、第5週には毎日の登校として段階的に登校日を増やし、スムーズな学校再開の準備期間といたしました。  学校が正式に再開して3週間を経過し、各校おおむね順調に再開したものと捉えております。今後は、感染リスクを可能な限り低減しつつ、教育活動を継続し、子供の健やかな学びを保障していくことを基軸にすべき段階に入ったものと認識し、感染第2波等への備えを開始しております。  次に、早く学校を再開してほしいとの声についてでありますが、3月2日から保護者の皆様の御協力を得ながら、市立小・中学校を臨時休業といたしました。その間、保護者からは少なからず学校再開を望む声があったと各校から聞いております。  一方で、学校再開による感染症拡大を不安視する保護者の声も寄せられたことから、教育委員会としては、国及び県の感染症対策方針を踏まえ、学校の集団感染リスクを考慮して児童・生徒の健康と安全を最優先に臨時休業としてきたところであります。  あわせて、臨時休業の長期化が保護者の皆様の負担を大きくすることから、臨時休業中の幼稚園や学校で園児、児童・生徒の預かりを実施したほか、学童保育等の他機関からの協力も得ながら、負担の軽減を図ってまいりました。  さらに、登校日の設定や家庭訪問の実施等により、児童・生徒の不安を減らし、生活リズムを整えるとともに、学習面においても課題プリントの配付や、一部の学校では動画による教材を提供するなど、学習への不安解消に努めてまいりました。  学校を再開した今、学校の新しい生活様式を踏まえて、感染拡大のリスクを低減させながら学びの保障に努め、児童・生徒の成長につなげてまいります。
     次に、9月入学制についてでありますが、本件については、県教育委員会と具体的な協議の場が設定されたり、アンケートが行われたりはしておりません。  9月入学制への移行については、解決すべき課題が多く、社会に対する影響が甚大であることから、喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症防止対策としての臨時休業及び学校再開後の学習や生活への対策を優先してまいりました。  一方で、大学の9月入学については、留学やその受入れ等の国際社会への対応という点などでは、大学ばかりではなく、我が国の成長・発展にとっても有益であり、検討すべきものと考えますが、小・中学校、高等学校にとっては、多くの条件整備が必要なことから、今後の国や県の動向を注視してまいります。 60: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 61: ◎17番(熊谷雅裕君) 感染が広がって、その対応に現場はいろいろ大変だったと思うんですが、まず唐突に2月末に休校の要請が国から出て、それで慌てて3月2日から休校になったんですけれども、そのとき、それに従わないと言ったらおかしいんですけれども、そのまま再開をした他県もありましたし、それから市町村独自で卒業式までやるところもあったはずです。県内でも涌谷で3月18日から1週間再開して子供のケアに努めたりしています。5月からでは、七ヶ宿町が再開しています。11日ですか。  そういった独自の動きがあって、本当に子供のことを考えたら、学校できちっとケアしていく。よく学校は3密だとかといいますけれども、気仙沼市において10人、20人のクラスがほとんどだと思うんです。密にはならないと思いますし、窓を開ければできますし、だから知事の言っていることは間違っているんですね。現実に合っていない。気仙沼市は、子供たちの安全を守って通常の学校生活がやれたと思うんです。実際やっているところもあるわけで、どうして気仙沼市はそういった道を歩めなかったんですか。 62: ◎議長(菅原清喜君) 教育部長池田 修君。 63: ◎教育部長(池田 修君) お答えいたします。  教育委員会といたしましても、2月末の総理の発言以降、右往左往した部分は確かにございます。ただ、当時といたしましては、まさに新型のウイルスということで、教育委員会としてもそのウイルスに対する知見もございませんでしたので、国の専門家の御意見であったり、あるいは文科省のガイドライン、県の指導に従いながらということを大前提にし、さらに児童・生徒の健康安全が第一ということで、これまでの措置に至ったという状況でございます。 64: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 65: ◎17番(熊谷雅裕君) 冒頭に、国やら県やら市が間違うことがあると言いましたけれども、その唐突な2月末の休校要請というのは間違っていると思います。それに対応して、きちっと3月もやったところはあるわけです。3月、4月でその状況が分かって、例えば亡くなる方は高齢者で疾患を持っている方がほとんどだとか、子供同士での感染はまずないだとか、いろんなことが分かってきたと思うんです。だからその分かった時点で、気仙沼市独自の教育委員会としてそこを考慮できなかったのか。私は、子供たちは、通常の学校に一月前から、県知事の休校要請を蹴っ飛ばして5月からきちんとやってほしかったと思っているんですけれども、それはできませんでしたか。 66: ◎議長(菅原清喜君) 教育長小山 淳君。 67: ◎教育長(小山 淳君) お答えいたします。  3月当初からの臨時休業については、面を食らうところが正直ございましたが、科学的なエビデンスが全く得られていない状況下で、その方針に従わざるを得ないという判断をし、子供たちの安全最優先で、まさにそれのみで臨時休業といたしました。  その後、分散登校等によって登校日を確保しつつ、本市としては春休み中は臨時休業ではなくて通常の春休みとして、部活動等も段階的にではありますけれども実施をしておりました。ただ、市内で感染者が春季休業中の最後の状況で発生したことから、子供たち、集団感染リスクの高い学校という環境を考えた場合には、ここで再び臨時休業措置を取らなければいけないという判断をいたしました。  その後、市内での感染発生から2週間をめどとしていたわけですけれども、その2週間の終わりの段階で、国、県のほうで非常事態宣言等の非常に強い措置が取られたということで、振り返りますと、結果として連続していた臨時休業ではございますけれども、そのとき、そのときで、科学的エビデンスの少ない中、近頃はやっとそれが出てきているとは判断しておりますけれども、そういう状況下では結果的に臨時休業が継続されたということは、今考えましても子供たちのためには必要なことであったと私は考えております。  なお、先ほど答弁でも申し上げましたけれども、科学的エビデンスの少ないところでの安全第一というステージだったわけですけれども、ここからは健やかな子供たちの学びの保障ということにも基軸を移しながら判断をしていかないといけないと考えております。以上です。 68: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 69: ◎17番(熊谷雅裕君) 村井県知事は、9月入学制を全国知事会に唱えて非常に注目を浴びました。何かそれに舞い上がってしまって、それで休業要請は解除したのに、学校だけ1か月延ばしたと、私にはそう思えてならないんです。県会議員59人もいて、知事に誰も保護者やら子供の声を届けていなかったのかと、私はそれも非常に不信に思いますし、県教委が決めたことを、それにただ従って市の教育委員会がそれをなぞるだけだったら、私は意味がないと思うんです。市の教育委員会として市独自に、あるいは現実に合わせて、仙台とは違うわけで、感染者も1人出ましたけれども、とにかくこの風通しのいい気仙沼で、生徒数の少ない気仙沼で、通常の学校生活に子供たちを戻してやるというのが、私は筋だと思うんです。  大体この日本の官僚制度の中で、9月入学って、たった4か月、5か月で変わるわけがないのに、それを知事が言うこと自体が、できると思って言っているあのこと自体が理解できないんですが、現場としては混乱を招くだけですよね。だから、とにかく気仙沼市として、もうちょっと独自の姿勢とか方針をもっと強く出してほしいと思っているんです。大体、県知事のああいう……、それを聞いても仕方ないのか。  とにかく、市の教育委員会として、本当に子供たちにとって何がいいのか、もっと考えてほしいと思うんです。実際いろんなことをして現場で対応してやってきたのは分かるんですけれども、私は国やら県の間違った休校要請みたいな、それは違っていると思うんです。もう一つここで、気仙沼市の教育委員会として、もっと現実に気仙沼市に沿った形での方向というかをやってほしいと思っています。それについてどう思いますか。 70: ◎議長(菅原清喜君) 教育部長池田 修君。 71: ◎教育部長(池田 修君) お答えいたします。  繰り返しになりますけれども、これまでの休校等の措置につきましては、その節、節で、教育委員会で協議し、さらには現場の先生方からの意見も聞きながら、そして最終的には庁内の対策本部会議に諮ってということで、結果的に横並びになったということはございますけれども、それはそれで独自の教育委員会のほうで判断をしたということの結果でございますので、何も考えないで県の言うとおりにしているということではございませんので、そこは御認識いただきたいと思います。 72: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 73: ◎17番(熊谷雅裕君) 例えば県知事は「物事にはきっかけがある。宮城でも水産特区や仙台空港民営化は震災がなければ踏み切れなかった。有事を機に見直せることもある」ということで9月入学制を言っているんです。ばかげた話ですよね。一地方空港の民営化と社会組織を変えるようなことを、4月から9月に変わるようなことを平気で言うことを、そういう知事の指示の下で教育制度というか教育を考えては困るんですよ。こういった考えの指示には従わずに、独自の路線を通してほしいと思っています。返答できないでしょうけれども。  とにかく国も県も市も全てが正しいんじゃなくて、間違いはあるんで、現場、現場で市の教育委員会も子供のために頑張っていただきたいと思います。  以上、質問を終わります。 74: ◎議長(菅原清喜君) これにて17番熊谷雅裕君の質問を終わります。  議場の換気を行うため暫時休憩いたします。  再開を午前11時10分といたします。      午前10時57分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午前11時10分  再 開 75: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、「トモダチ作戦での被曝兵士について」外3か件、9番秋山善治郎君の質問を行います。9番秋山善治郎君。 76: ◎9番(秋山善治郎君) 日本共産党の秋山善治郎です。  思い出したくない東日本大震災から9年3か月が過ぎましたが、今日はあの日に戻るところから始めます。  トモダチ作戦での被曝兵士について伺います。  平成23年3月11日、東日本大震災が発生しました。その9時間後、12日午前零時、西太平洋を航行中の米軍の空母ロナルド・レーガンは、韓国の釜山に向かうのをやめて日本にかじを切りました。東日本大震災で救援活動、いわゆるトモダチ作戦に加わるためです。その空母ロナルド・レーガンが福島原発の近くを航行中に被曝したのでした。原発がメルトダウンし、空母の甲板にいた兵士は金属的な味覚を伴う温かい雲、プルームに覆われたのでした。  その後、水を飲むな、シャワーも禁止だという艦長の命令が何を意味するのかを知らされないまま救援活動が続けられたのでした。  4月上旬、予定より少し早めの撤収となり、救援活動で使用した重車両を海水で洗浄する光景を見て、何てばかなことをするものだと感じた大島の人もいたようです。  その後、気仙沼大島などの救援活動に参加した兵士たちが、がんや白血病を発症したそうです。原発事故による被曝が原因だとして、東電を相手に400人を超す空母搭乗員が集団訴訟を起こしました。トモダチ作戦の救援を受けた自治体の首長として、この被曝事実をどのように認識しているのか、市長の胸の内、思いを聞かせてほしくて通告いたしました。答弁をお願いいたします。 77: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長菅原 茂君。 78: ◎市長(菅原 茂君) 秋山善治郎議員の質問にお答えいたします。  トモダチ作戦に従事した兵士についてでありますが、米原子力空母ロナルド・レーガンや他艦船の乗組員の方々が放射能による影響で健康被害を受けたとして、東京電力などに損害賠償や基金創設を求める訴訟が複数あること、またその因果関係が今のところ確定していないことは報道などにより承知しております。  なお、東日本大震災の際、特に大島において物資提供、瓦礫撤去及び発電機の提供等で米海兵隊に多大な支援をいただきました。改めて感謝を申し上げます。 79: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 80: ◎9番(秋山善治郎君) 福島原発との因果関係がないからということで、まだ内容について全く市長のコメントがありませんでしたが、この写真はアメリカの国防総省が出している写真だとネットで報道されている部分なんですが、3月22日に空母の上で除染作業をしている写真なんです。実際に空母の被曝の状況を見ると、3マイクロシーベルトから9マイクロシーベルトという数字が観測されています。五右衛門ヶ原に物資を運んできたヘリコプターも、ヘリコプターの中で4マイクロシーベルトの値が観測されたそうであります。その数字が何を意味するか。まさに原発がメルトダウンをして原発がむき出しの状態になっている。専門家にすれば、10時間以内に甲状腺の問題が起きるということを警告する値だということが専門家からも出されている数字だそうです。そういう被曝の現実についての認識というのはないのかどうか、改めてお聞きしたいと思います。 81: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 82: ◎市長(菅原 茂君) 大変不勉強で申し訳ありませんけれども、私が知っているのは先ほど答弁した限りであります。今の写真も初めて見ましたし、その他、今放射線量の話もされましたけれども、今回初めて聞くことばかりであります。不勉強は恥じたいと思います。 83: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 84: ◎9番(秋山善治郎君) このことを私も知ることになったのは、今年3月30日に、兵士の被曝を知ってほしいということで上映会が気仙沼でありました。その上映会を主催した人は、気仙沼の人にも真実を伝えたくてこのことを企画したということを挨拶でしておりましたけれども、やはり現実についてしっかりと見ていくということが何よりも大事だと、そのことについて改めて申し上げながら、次の質問に移りたいと思います。  次に、自衛隊への情報提供についてお伺いします。  自衛官募集に当たっては、対象者を抽出する当初の事務・事業が昨年度から変更になりました。昨年度の事務・事業では、根拠法令が気仙沼市個人情報保護条例第8条第3項第5号になっています。それ以前は、自衛隊法第97条と同施行令第120条だったのです。私は2月定例議会において、同条例について質問し、相当な理由があるとは何を指すのかと伺ったところ、答弁は「情報提供を行うことが客観的に見て相当であると認められる場合だ」とのことでした。禅問答をしているわけではありません。国や市にとって相当な理由があっても、無断で個人情報を提供される市民にとっては、相当な理由というのが私は見つけることができませんでした。  市長はどのように相当の理由を考えているのでしょうか。個人情報を自衛隊に提供するための市民にとっての相当な理由についてお伺いします。答弁を求めます。 85: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長菅原 茂君。 86: ◎市長(菅原 茂君) 自衛隊への名簿提供についてお答えいたします。  気仙沼市個人情報保護条例第8条第3項第5号についてでありますが、自衛隊への募集対象者情報の提供に当たっては本条項を適用しております。  使用することに相当な理由の考え方は、目的外利用または他の機関への提供を行うことが客観的に見て相当であると認められる場合を指し、当該個人情報が使用される目的・範囲、当該個人情報の種類・内容、提供もしくは利用されることによる弊害などを総合的に考慮し、個別事案ごとに判断されるものであります。  自衛隊への募集対象者情報の提供は、本市が法定受託事務として自衛官の募集事務を担い、自衛隊宮城地方協力本部との連携が必要不可欠であること、個人情報の使用される目的が広報資料の送付など、自衛官の募集業務にのみ適切に使用されること、またその管理については防衛省において個人情報保護に関する法規を遵守し厳正に管理されていることなどから、本条項の適用を判断しております。 87: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 88: ◎9番(秋山善治郎君) この自衛隊への名簿提供のことについて、一昨日、2番の三浦友幸議員への答弁がありました。その答弁を聞きながら、せめて若者本人の同意を得てからすべきだという以前に請願もあったこともありますけれども、ここについて、本人や保護者から提供しない旨の申出があった場合は名簿提供をしないということでの答弁が三浦議員にありました。  この話を聞きながら、しからば申出があった場合について、その制度について具体的に市民周知が必要だと思うんですね。そして、それをどのように実施していくのかということが大事だと思います。なぜならば、昨年度は実はこの名簿提供の事務作業は4月26日に開始しています。今年はもう既に入っているのかもしれません。そうであれば、いつまでにどこに申出をするのか、そしてその申出様式はどのようになっているのか、そこも明らかでないと2番議員に対する答弁が生きないんだと思いますが、いかがでしょうか。 89: ◎議長(菅原清喜君) 総務課長三浦利行君。 90: ◎総務課長(三浦利行君) お答えいたします。  名簿の提供につきましては、今年度から5月の広報で提供しているという旨のお知らせを広報のほうで上げまして、ホームページのほうでも内容について記載しているところであります。  今後は、そういった部分を続けながら、そういったものの中で名簿の提供の対象者になる方々からの申出を受けた場合について、その名簿から除外するという対応を取ることとしております。  通常、自衛隊の協力本部のほうからの要請が2月から3月ぐらいに市のほうに来るわけなんですけれども、それに対しての提供が5月から6月になってくるわけでございます。実際に5月の広報に掲載した時点で、対象となる方についてはそれを確認していただいて、そういった掲載していただけないという考え方がある場合については電話で連絡をいただくような対応を取りたいと考えています。 91: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 92: ◎9番(秋山善治郎君) いや、今課長の答弁、4月に事務作業を始めているんだと思いますけれども、自衛隊への提供そのものは5月から6月に行っているということなんでしょうか。一応確認したいと思います。 93: ◎議長(菅原清喜君) 総務課長三浦利行君。 94: ◎総務課長(三浦利行君) お答えいたします。  年度によって作業の具合もありますけれども、通常、5月末から6月の初めのほうにその情報を提供しているところでございます。 95: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 96: ◎9番(秋山善治郎君) ということは、今年度4月の段階で18歳になった方、22歳になった方の名簿だと思いますが、その情報は既に提供されたということになりますよね。2番議員に対する答弁が、実際に今年度は全く対象にならないということになるんですね。今からそれを除外するというのは、非常に、名簿を提供する前ならともかく、名簿を提供してからそれを除外するという行為はすごく不自然だと思います。  それで、もう一つお伺いします。名簿提供する仕組みの中で、起案するのが総務課、いわゆる自衛隊の募集は気仙沼市が法定受託をしているからということで総務課が今行っています。そういう意味で、名簿を提供するために住民情報システムデータを利用する場合の申請なんですが、総務課長が起案して、市民生活部長がそれを承認するという今スタイルになっています。この場合、何に基づいてこれは承認するべきなのか、するべきではないのかということの判断をしているのか、お伺いしたいと思います。 97: ◎議長(菅原清喜君) 市民生活部長小野寺幸恵さん。 98: ◎市民生活部長(小野寺幸恵君) 秋山議員の質問にお答えいたします。  まず、法定受託事務でございます自衛官の募集に関する事務の一部を担当しております総務課のほうから、自衛官の応募資格の確認等に募集対象者名簿を備える必要があるとのことで、市行政情報システムの管理運用規則第14条に規定されているデータ利用の申請がなされております。これによりまして、このデータの利用につきましては、市の個人情報保護条例第8条第3項第5号に規定する同一実施機関内で利用する場合ということのデータでございますので、これに該当するため利用を承認し、提供しておるものでございます。 99: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 100: ◎9番(秋山善治郎君) そういう意味で、第5号の使用することに相当な理由ということについて根拠は何かということを再々質問していますけれども、そこについての答弁が実はないんですね。  それで、実はこの住民情報システムデータの利用の管理運用規則の第20条の中では、個人情報保護条例の第8条によるもののほか、住民情報システムにより管理するデータは、気仙沼市が処理する業務の場合、法令等に特別な定めがある場合及び公益のために必要があり、かつ個人の秘密が侵害されるおそれがない場合を除き、他の行政機関並びに何人にも提供してならないと規定しているんです。  やっぱりこの条例第8条によるということにはなっているんですが、第8条そのものによって市民に対しての相当の理由ということが説明できないということであれば、それは情報提供できないということになるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。再度お伺いします。 101: ◎議長(菅原清喜君) 市民生活部長小野寺幸恵さん。 102: ◎市民生活部長(小野寺幸恵君) お答えいたします。  データ利用申請において認めておりますのは、あくまで担当業務として必要であるとの判断に基づくものでございますので、同一実施機関内で利用する場合ということで、データを提供しているものでございます。 103: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 104: ◎9番(秋山善治郎君) 市のほうで担当している業務であれば、それをデータは利用できるという、そういうもし規定がこの運用規則そのものがそのような規則であれば、それは改善しなければならないんだと思います。あくまでもプライバシーを守る、個人の情報をしっかり守るという立場に立たないといけないんだと思います。  併せてもう一度お伺いしますが、自衛隊法第97条も、同施行令第120条も、規定しているのは市町村長であって、担当課長ではありません。そういう意味では、この問題について決裁を行うこと自体が、課長や部長で最終決裁を行うということが誤っているのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 105: ◎議長(菅原清喜君) 総務課長三浦利行君。 106: ◎総務課長(三浦利行君) お答えいたします。  実際の書類のやり取りは課長が事務処理をしているわけでございまして、事務を所管している課長での申請という形になるかと思います。 107: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 108: ◎9番(秋山善治郎君) いやいや、私が言っているのは、自衛隊法の第120条です。自衛隊法の第97条は募集事務でありますけれども、市町村長に求めることができる。そして、施行令は、それは求められればそれについて協力することがあるという話が第120条にありますけれども、それができるのは市町村長なんですよ。それは市町村長であって、なぜこういうことをあえて言うかといいますと、前回の請願の段階で、全部それは課長決裁でやっていますと市長から答弁がありました。実際にこの問題の最終決裁は市長の決裁で行う問題ではありませんかということを、再度お伺いしたいと思います。 109: ◎議長(菅原清喜君) 総務課長三浦利行君。 110: ◎総務課長(三浦利行君) すみません。確認のためにお時間をいただきたいと思います。 111: ◎議長(菅原清喜君) 答弁調整のため、暫時休憩いたします。      午前11時30分  休 憩
    ───────────────────────────────────────────      午前11時30分  再 開 112: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  総務課長三浦利行君。 113: ◎総務課長(三浦利行君) 大変申し訳ありません。  施行令第120条によります自衛隊への名簿の提供の決裁につきましては、今年度は市長の決裁で行っているところでございます。 114: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 115: ◎9番(秋山善治郎君) 今年度の決裁まで、私はまだ情報公開していないので分かりませんでしたけれども、昨年度は少なくても市民生活部長の決裁でそれは処理していたと思います。それは昨年度だけではなくて、ずっと平成27年度から4年間そうしてきたんだと思いますが、それは誤りだから今回改めたということですか。 116: ◎議長(菅原清喜君) 総務課長三浦利行君。 117: ◎総務課長(三浦利行君) この提供の提出につきましては、自衛隊法の施行令の第120条によりまして、市長宛てに提供の依頼が来ているものでございます。それに対して、市のほうで提供する場合の決裁を市長決裁で行っているというところでございます。 118: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 119: ◎9番(秋山善治郎君) 法律的には市町村長に対して提出を求めることがあるんでありまして、課長についてそれがあるわけではありませんので、その取扱いについてはしっかりお願いしたいと思います。併せて、今回の決裁について、先ほど今年度は決裁の方式も変わったという話がありましたが、その根拠法令については、個人情報保護条例の第8条第3項第5号、これを根拠法令にしたというのは、昨年度はそうしたんですが、令和2年度もそうしたんですか。 120: ◎議長(菅原清喜君) 総務課長三浦利行君。 121: ◎総務課長(三浦利行君) お答えいたします。  同様の第5号のほうを根拠として提供しているところでございます。 122: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 123: ◎9番(秋山善治郎君) そうであれば、市民にとって相当な理由についても明確に答弁すべきだと思いますが、いかがですか。市民にとって相当な理由というのはどこにあるのか、もう一度確認したいと思います。 124: ◎議長(菅原清喜君) 総務課長三浦利行君。 125: ◎総務課長(三浦利行君) お答えいたします。  市長のほうの答弁でも行っておりますけれども、提供については、一つは本市が法定受託事務として自衛隊の募集事務を行っているということが明確でございますので自衛隊の協力本部との連携が必要不可欠ということと、使途が広報の資料の送付などの自衛隊の募集に限られるというところでの考え方から、この条項を適用しているところでございます。 126: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 127: ◎9番(秋山善治郎君) 自衛隊のほうはその名簿が欲しい、市のほうでもその名簿を提出することも作業的に事務的にできる、そこまでは今の条例なり規則で、それはそういう仕組みになっています。間違っているにしても何にしても、今、仕組みになっています。ただ、それはあくまでもこの個人情報を保護するという立場に立って、使用することに相当な理由について、市民の立場からいっても相当な理由が見いだせなければならないんだと思いますが、そこが明らかになっていないんですよ。そこがない中で、この条項を使うというのは、私は間違いだと思います。そのことを指摘して、次の質問に移りたいと思います。  次に、教育環境整備についてお伺いします。  1つ目は、市教育委員会が委託している学校給食調理場で働く従業員の賃金未払いについてです。  新型コロナウイルス・COVID-19の感染拡大を抑制するためとして、全国一斉の休校措置が始まったのが3月2日でした。それから連続3か月の休校となりました。市教育委員会が委託している業者は、学校給食は作らないことになったから従業員の賃金を払わないで済ませようとしたのではないでしょうか。  私が、市教育委員会に賃金未払いの改善指導をお願いしたのは5月13日だったと思います。その時点では、3月分については全額委託費の支払いを完了しており、4月分、5月分は調整中だとの考えが示されたと記憶しております。まさか未払いのまま済ませるとは考えなかったことから大ごとにしないつもりだとも話したのですが、何と未払いのままになったのではありませんか。その実態について把握するように進言してきましたが、どうだったでしょうか。  労働基準法第26条で休業手当が規定されています。雇用を継続しているのに賃金未払いは法律違反になるのではありませんか。3月の賃金は6割しか支払われていないとも聞きます。そうであれば、昨年12月から3か月間の平均賃金を算出し、その60%の支払い義務があるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。  市教育委員会が委託業者に支払った学校給食費では、賃金をどのように算出したのかお示しください。  2つ目は、特認校への通学費補助について伺います。  「自然を愛し、海と緑の美しいまちをつくります」、市民憲章の一節です。本市では、特色ある学校づくりを目指す月立小学校へのお誘いに力を入れ始めたのでしょうか。特認校制度を利用している親御さんから、本市の通学費補助金制度を特認校にも適用させられないのでしょうかという相談を受けました。ぜひ通学費にも力を貸していただきたいと思い、通告しました。  教育長が、今年度入学児童に宛てた通学費補助制度申請の通知には、小学校までの通学距離がおおむね4キロメートル以上で通学のために公共交通機関または自転車を利用する者を補助対象者にし、市補助金交付要綱に基づき審査しますとあります。一方、特認校に関する要綱には、通学に当たっては保護者の負担と責任において行うこととなっています。  本市が特認校の思い入れを表すには、この通学費の制度を統一して、特認校への入学を推進する制度にしてはどうでしょうか。  3つ目は、子供たちに少人数学級をプレゼントする考えはないかについてです。  少人数学級を新型コロナウイルスが後押しすることになるとは全く予想していませんでした。3密を避ける新しい生活様式を学校現場に実践するためには、少人数学級に移行せざるを得ないのではありませんか。40人学級では1メートル間隔を取ることにも無理を来します。  気仙沼市環境整備計画を根本から見直しして、少人数学級にかじを切るべきではありませんか、答弁を求めます。 128: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。教育長小山 淳君。 129: ◎教育長(小山 淳君) 秋山善治郎議員の質問にお答えいたします。  教育環境整備についてでありますが、市給食センターの賃金については、本市が学校給食調理業務を委託している業者に問合せしたところ、市立小・中学校の臨時休業期間中の3月、4月、5月には、正社員、パート職員共に勤務実態に応じた賃金について全額支払いをしているとの報告を受けております。  今回の新型コロナウイルス感染防止に関わる休業等においては、業種や雇用形態により様々な対応が取られているものと認識しております。本市と調理委託業者間においては、今回の事態について契約に基づき協議をしておりますが、休校により委託業者の調理員の方々がやむなく休業されることについては、雇用調整助成金等、政府の各種助成金を活用し、賃金等について不払いがないように促してきたところです。  御指摘の休業手当の支給については、委託業者と従業員の労使間による調整が原則であり、教育委員会としては、所管機関である労働基準監督署の監督の下にあるものと認識しております。  一方で、学校再開の際の安定的な給食の提供や調理員の雇用確保等への配慮も必要であることから、委託業者には今後も各種法令の遵守と良質な雇用環境の確保も含め、適切に委託業務を遂行するよう促してまいります。  次に、特認校の通学費についてでありますが、特認校については、通常の通学区域外から児童・生徒、保護者の希望により就学を認める制度で、小規模校の場合が多く、本市では月立小学校を小規模特認校として指定し、現在、2人の児童がこの制度を利用し就学しております。  本制度は、児童、保護者の希望により、住居地の通学区域以外の学校に就学するものであることから、制度創設に当たり、入学の条件の一つとして、通学については保護者の負担と責任において行うことを定めているところであります。  特認校制度を利用し、月立小学校に就学を希望する場合、保護者が申請書を提出していただく必要がありますが、その際このことを説明し、御了解の下、入学を許可しているところであります。  次に、少人数学級への見直しについてでありますが、今年度の市立小・中学校の1学級当たりの児童・生徒数は10人未満から40人まで多様であります。各校とも、分散登校日をはじめ、6月1日の学校再開後も学校規模や学級規模等の実情に合わせて、新型コロナウイルス感染症の防止対策を徹底し、教育活動を実施しております。  これまでも児童・生徒数が多い学級では、多目的教室や体育館などの広い場所の使用や、学級を2つのグループに分け、2つの教室を使用して授業等を行うなど、各校の創意工夫を凝らして進めているところであります。  各校の教員数や空き教室の状況から、今後も、本市の感染状況に応じて、工夫を生かし、教室における新しい生活様式の実践を確保してまいります。  少人数学級につきましては、一定程度までの少人数による指導は教育効果が期待できるものと認識いたします。  学級編制に関しては、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員の定数の標準に関する法律において、1学級当たりの児童・生徒数の上限を原則40人とし、その学級数に基づいて教職員定数が定められており、この法律に基づいて県から本市教職員の定数が配当されます。  法の基準を超える少人数指導は、空き教室の問題、県からの配当定数を超える教職員の任用に関する問題等が事実上、壁になるものであり、本市独自に変更することは現状困難であると認識しております。  一方、本市の義務教育環境整備計画については、学級編制の上限規定とは別のものであり、当計画は学級当たりの人数を一定程度確保して、児童・生徒が他の多様な考えを取り入れながら、自らの学びを充実させる機会の保障を図るものであります。  今年度、新型コロナウイルス感染症防止対策に追われる中ではありますが、第2期気仙沼市教育大綱に掲げた目指すべき子供の姿、養成すべき学力の実現に向けて、様々な施策を開始したところであります。その基幹が、探究的な学習、協働的な学習による、教えから学びへの転換であり、児童・生徒が多様な考えに触れ合い、探究的、協働的に学習を進めるためには、学級には一定程度の児童・生徒数の確保は必要であると考えております。  その環境を整える上で、学校の児童・生徒数を基本とし、学校配置を勘案した統合を進めることが大切であるとの考えに変わりはございません。以上です。 130: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 131: ◎9番(秋山善治郎君) 給食センターの賃金未払いの問題について再度お伺いしますけれども、私はこの委託業者が5月8日時点で出した、住民に宛てた文書について、ぜひ取り寄せて研究してくださいということでお話ししました。どのように検討したか、お答えください。 132: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長斎藤博厚君。 133: ◎学校教育課長(斎藤博厚君) お答えいたします。  秋山議員からのお話をいただいて、教育委員会としても5月8日付の委託業者が従業員に渡した文書については、委託業者のほうから頂いたところでございます。  それで、これにつきましては、まず3月については全額支払っているということで確認しておりまして、それは規定の210回という勤務日数が契約のほうでありまして、それを満たしているということから全額支払ったところでございます。  また、4月、5月については、市教育委員会としましては給食はないんですけれども、教育委員会としては調理機器の定期的な動作確認とか、あとは環境整備、あとできるだけ勤務していただくように配慮して、それを促してきたところでございます。業務日数が大幅に減少したことから、やむなく4月、5月については、契約については協議の下、減額したところでございます。 134: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 135: ◎9番(秋山善治郎君) この文書の中で、この委託業者は雇用調整助成金の対象外だという文章があります。雇用調整助成金については、政府は手厚く改善して、今回の場合についても十分対応できる業者になったと思いますけれども、そういうことについては検討したといいますか、指導しなかったのでしょうか。  そして、3月分について全額、市教委は支払っていますが、実際に従業員に、パート労働者については6割しか払っていないんです。そういう実態もあるわけでありますから、そこについてやっぱり発注側としてしっかりと是正を求めていくことが必要なんではないかと思いますが、いかがでしょうか。 136: ◎議長(菅原清喜君) 気仙沼中央給食センター所長熊谷芳江さん。 137: ◎気仙沼中央給食センター所長(熊谷芳江君) お答えいたします。  受託会社は、医療機関や介護福祉施設の給食が主な事業となっているために、学校給食の割合が大変小さく、雇用調整助成金の対象要件の生産指標要件、前年度比で1か月5%以上低下しなければなりませんが、それに該当しない大きな会社となっておりますことから、調整金のほうは対象になっていないということを伺っております。  それから、3月の6割の支払いについてですけれども、業者のほうからは、パート調理員については時間給でありますので、実際に働いた分の賃金については全額払っていると伺っております。  ただ、賃金の内容なんですけれども、有休を持っている方については有休で休んでいただくとしていたようなんですけれども、有休の金額の計算の仕方なんですけれども、計算方法が3つほどありまして、会社のほうでは過去の平均賃金を基に支給する方法を採用しておりまして、それを採用しますと有給休暇であっても支払いは6割程度となっております。以上です。 138: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 139: ◎9番(秋山善治郎君) 発注側として、この賃金問題についてはしっかりと対応をお願いしたいと思います。  あわせて、雇用調整助成金について、今対象になっていないということについて、会社からそういう報告を受けているということでたとえあったとしても、市教育委員会としてこの雇用調整助成金についての制度についてしっかり研究して、改善をぜひお願いしたいと思います。  特認校の質問に移りますが、この特認校の問題について、申請書を提出するということがありますね。特認校の通学費を……、特認校じゃなくて、いわゆる通学費の補助申請をした場合について、申請をしますけれども、申請することがそのまま補助ではないんだと。あくまでそれは市長の審査を受けて、補助を出すか出さないか決めるということになっています。裏返せば、交付されたということは、市長の審査を受けたということとして理解したいんですが、いかがなのでしょうか。 140: ◎議長(菅原清喜君) 教育総務課長熊谷政弘君。 141: ◎教育総務課長(熊谷政弘君) 秋山議員にお答えいたします。  通学費の補助申請につきましては、学校を通じて、こちら事務局のほうに送られてきまして、事務局内で職員が審査することになります。それで、審査の結果、補助金を交付することになりますけれども、昨今審査の関係で、該当でない方にも交付されたという経過がございます。それについては、該当する方に丁寧に謝罪したところでございます。 142: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 143: ◎9番(秋山善治郎君) 交付を受けるということは、市長の審査を受けたというのは、普通は理解するんだと思いますが、併せて特認校について、先ほど教育長は保護者の負担だということについて、ここの壁を改善しようとしていないんですけれども、ここは改善すべきではないですか。全額と言わなくても、5割補助とか、そういうことも含めて、特認校に通学する児童・生徒に対して、今は生徒はないんですね。児童に対しての通学費補助という制度をつくってもいいんではないでしょうか。今、学校の通学費の補助制度は、いろんな多様な形であるんですけれども、その中に1校入れることができないでしょうか、お伺いします。 144: ◎議長(菅原清喜君) 教育総務課長熊谷政弘君。 145: ◎教育総務課長(熊谷政弘君) お答えいたします。  教育長の答弁にありましたとおり、特認校、こちらにつきましては通学区域外の学校になりますので、こちらについては保護者の負担と責任の下、通学していただきたいということでありますので、これについては現在のところ補助については考えていないところでございます。 146: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 147: ◎9番(秋山善治郎君) 市長、どうでしょうか。この特認校に対する通学費について、補助制度をぜひ踏み込んでもいいのではないかと思いますが。せっかく気仙沼市が今年度から特認校に対して力を入れ始めているときでありますので、ぜひ検討に入ってもいいんではないかと思いますが、いかがでしょうか。 148: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 149: ◎市長(菅原 茂君) もともと特認校は、多分気仙沼市にはなかったんだと思いますが、それで月立小学校のときにそのことを、小規模特認校として設置して、このことが一つの付随した要件的なものになったと思います。現状、そのことが必要であるかどうかにつきましては、教育委員会等から状況を聞いて判断をしなくてはならないと思います。  先ほどの今回間違って許可をした例につきましては、私のところにも報告がありました。併せておわびをしたいと思います。 150: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 151: ◎9番(秋山善治郎君) 特認校の問題については、まだ引き続きお願いしたいと思いますが、次の質問に移ります。  環境問題の解決策についてです。  1つ目は、一般廃棄物収集運搬業の許可についてです。本市では、一般廃棄物収集運搬業許可について、循環型社会の構築のため、減量化・資源化を目的とする事業者に対しては、許可をする場合があるとの考え方を示しています。  高齢化社会は本市でも避けられない状況です。家屋の片づけや事業所のごみ処理時に発生する一般廃棄物の収集運搬について、柔軟に発想転換するときではありませんか。  廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第7条第5項により、許可の権限は市町村長に委ねられており、当市では原則として許可しないという立場を取っていますが、高齢化社会の進展で家屋の片づけが増えてきており、また産業廃棄物許可だけでは事業所のごみ収集に支障が出ているのも現実であります。  本市が原則許可しないとしている一般廃棄物収集運搬の許可については、ごみ集積所からの収集運搬と区別して対応することが求められています。現状認識として緩和すべき時期になっているのではありませんでしょうか。  2つ目は、危険な建物の代執行による撤去についてです。  近隣住民から、屋根や外壁が飛散して危険だ、何とか対応してほしいと指摘され、市に撤去要請されているのに放置したままになっているのではありませんか。本市では、現状をどのように把握しているのでしょうか。危険な建物として認識し、一刻も早く解体撤去すべきだとの認識を持たないのでしょうか。事故が起きてからでは遅いのです。代執行による解体撤去はできないのでしょうか。  最後に、前木に建設予定されている食肉工場に係る公害防止協定について伺います。  気仙沼市とは毎月定例協議してきた食肉工場は、3回目となる地元説明会が6月4日に開かれました。その場で、想定できない事案が生ずれば困るのは住民でありますとの質問がされています。しっかりとした公害防止協定にすべきであります。  私は、市が操業停止を求める以上、操業停止による会社損失が生じても市に賠償責任がないことを明記すべきであると提案してきました。市が食肉工場と締結する公害防止協定に、協定違反の疑いが生じたことにより、気仙沼市が食肉工場へ操業停止を求めたとき、操業停止による損害賠償の責めを気仙沼市が負わない条項を盛り込むべきではないでしょうか。答弁を求めます。 152: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長菅原 茂君。 153: ◎市長(菅原 茂君) 環境問題の解決策についてお答えいたします。  一般廃棄物収集運搬業の許可についてでありますが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づき、収集または運搬が困難な場合や、一般廃棄物処理基本計画に適合している場合でなければ許可をしてはならないとされております。
     本市では、平成27年に策定した一般廃棄物処理基本計画において、本計画の目標である循環型社会の構築のため、ごみの減量化・資源化を目的とする事業者に対しては許可する場合があるとしております。例えば、現在市で焼却処理をしている生ごみや草木類、廃プラスチック類などを収集運搬し、リサイクル処理まで行う一連の事業が、ごみの減量化・資源化につながる事業と考えているところであります。  一方、高齢社会の進展により、今後、高齢者等のごみ出し支援や、遺品整理等に伴う片づけなどのニーズが増加するものと思いますが、いずれの場合も現在のところ、既存の収集運搬業許可業者での対応が十分可能であり、遺品整理等に伴う片づけにおいては、既に遺品整理業者と既存の収集運搬業許可業者が連携を図り対応していると伺っております。  したがいまして、ごみの減量化・資源化を目的とする事業者に対する許可については、本計画の目標に適合するかどうかを判断基準とするものであり、それ以外の許可要件等の緩和については、今のところ考えておりません。  なお、産業廃棄物に混入した一般廃棄物については、これまでも当該廃棄物を収集した産業廃棄物収集運搬業許可業者からの直接受入れを認めていないところであります。  次に、危険な建物の代執行による撤去についてでありますが、老朽化が進み危険な状況にある建物については、平成31年3月に策定した気仙沼市空家等対策計画に基づき、所有者管理の原則を基本とし、所有者に対し、適切な維持管理をお願いしているところであります。  しかしながら、一部の建物は高齢化や経済事情等により十分な管理が行えず、放置されるなど、改善が進まない状況となっております。  代執行については、所有者に代わり、行政が建物の撤去等の措置を行うため、所有者が建物の適正な管理を行っていない場合でも、最終的には自治体が対応するといった誤解を生むということが懸念されることや、これに要する費用を所有者に請求することとなるため、慎重な対応が必要であると考えております。  本市においては、管理不全な建物の解消に向け、先進自治体の対応事例も参考としながら、庁内連携を密にし、状況の把握に努めるとともに、危険な状態にある建物の所有者に対し、根気強く適切な指導や助言を行ってまいります。  次に、前木の食肉工場に係る公害防止協定についてでありますが、現在、工場が立地した場合に備え、協定締結に向けた準備を進めているところであります。  本市といたしましては、市民生活において重要となる大川河川に放流される工場排水に対し、水質汚濁防止法の基準値を大幅に下回る数値設定や、水道水源保全上の検査項目の追加などにより、安全性に万全を期すとともに、実際に公害発生のおそれが生じた場合においては、立入調査や改善指導を行い、その指導に従わない場合には改善命令、それでも従わない場合や、緊急の必要性が認められる場合は操業の停止命令を規定するなど、可能な限り公害防止協定としての実効性確保に踏み込んだ内容にすることとしております。  操業停止命令の想定ケースとしては、違反事実が継続されるなど悪質な場合や、公害による損害を避けるために他に適当な方法がない場合など、やむを得ない場合に限られており、市が賠償責任を負うことは想定しておりませんが、停止命令の正当性が問われることも否定できませんので、工場を停止させたことによる損害が本市に及ぶことのないよう、損害賠償を負わない条項の追加などについても検討してまいります。 154: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 155: ◎9番(秋山善治郎君) 一般廃棄物について、市のごみ集積所からの収集運搬ではないんです。ごみ出しができない高齢者や事業系ごみに混入する一般廃棄物について、限定した形の許可ができないのかということにお伺いしているんですが、ここについてもさっきの廃掃法での縛りをかけるんですか。この廃掃法はそこまで縛りをかけていないというように私は思うんですけれども、その辺の見解を再度お伺いしたいと思います。 156: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼循環型社会推進課長吉田喜美夫君。 157: ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) お答えいたします。  一般廃棄物の処理及び清掃に関する法律のほうでは、そこまで含めて縛りがかかっていると御理解していただきたいと思います。 158: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 159: ◎9番(秋山善治郎君) 集積所以外の部分も縛りがかかっているという根拠はどこであるのか、もう一度説明お願いします。 160: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼循環型社会推進課長吉田喜美夫君。 161: ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) 集積所からのもの以外につきましては、国のほうから、環境省のほうからですが通知がありまして、認定する場合の例として、工場や事業場から生ずる一般廃棄物で多量に排出する事業者に命令する程度、または製品、容器等の適正な処理が困難な場合は認定するという形になっておりますので、それに該当しないということでございますので、許可のほうはしないということでございます。 162: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 163: ◎9番(秋山善治郎君) 廃掃法の議論については、引き続きまたしたいと思います。  危険な建物の代執行の部分について再度お伺いしますが、特定空家等に対する特別措置法という法律が平成27年2月に施行されています。この特定空家等に指定されている建物、それは当局のほうでも知っていますけれども、この建物は該当しているでしょうか。滝の入の物件でありますが、既に電話で通告、話をしているこの物件は、特別措置法の特定空家等に該当する建物になっているかどうか、その認定をしているかどうかについて答弁を求めたいと思います。 164: ◎議長(菅原清喜君) 生活環境課長白幡賢一君。 165: ◎生活環境課長(白幡賢一君) お答えいたします。  特定空家の判定基準についてでございますけれども、国のほうからは、特定空家の判断となりますガイドラインというものが示されておりますが、本市におきましても、その地域の実情を反映させた固有の判断基準が必要と考えておりまして、現在先進都市の事例などを含め、参考としながら作成を急いでいるところでございまして、当該建物については、まだ特定空家として認定してはおりません。 166: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 167: ◎9番(秋山善治郎君) 市民から何回も何とかしてくれという話をされて、この写真で見るようにトタン屋根が飛ばされて、外壁が飛ばされて、近所の住宅にぶつかっている事例になっている。そのことも、市のほうも十分承知しているんですよ。先進事例がどうとかこうとかということではないんだと思うんです。  だって、特別措置法で言っている、そのまま放置すれば倒壊等、著しく保安上危険となるおそれのある状態の建物、周辺住民の生活環境の保全を図るために放置することが不適当である状態を言うということで定義されているのであれば、もうその法律が施行されているのであれば、担当課としてやっぱりそれをどう実行していくか、そういう立場で行動する時期ではないでしょうか。先進事例云々の話では私はないんだと。  少なくても、この特定空家にまず指定する。その次どうするかという、いわゆる第14条の特定空家等に対する措置について、それをどうするかについてはこれから研究していくということはあったとしても、まずそこは認定するということから始めるのが事務処理的には必要なんではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 168: ◎議長(菅原清喜君) 生活環境課長白幡賢一君。 169: ◎生活環境課長(白幡賢一君) お答えいたします。  まず、その市町村、地域の実情を反映させた固有の判断基準が必要と考えておりますので、今その判断の基準となるものを作成しているところでございます。 170: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 171: ◎9番(秋山善治郎君) いや、課長、この建物を見たんですかね、実際に。見てあるのであれば、どういう状態か分かるんだと思います。周りにトタンが飛んでいるんですよ。飛んだトタンを、この中に入れないと駄目な状態になっている。強風になれば大変なんですよ。それをどうするか、判断基準がどうとかこうとかと、この状態について放置できないという、少なくても放置できない例にしないといけないんだと思います。  法務局を調べてみましたが、この建物は登記されていないんですよ。そういう点では、建物に対する先ほど答弁もありましたけれども、法定的にはちゃんと対応できると。ただ、それを解体撤去するまで、市長が代執行するかしないかというところまでいくかいかないかについては、それは先進事例を含めて検討するのがあるかもしれませんが、最低でも特定空家にまず認定すると。その作業は、新しく法律ができて、こういう問題については解決することが国としてもお墨つきしたわけでありますから、その対応をすべきではないかと思いますが、いかがですか。 172: ◎議長(菅原清喜君) 生活環境課長白幡賢一君。 173: ◎生活環境課長(白幡賢一君) お答えいたします。  当該建物につきましては、所有者の方と定期的に連絡を取りまして、早期の対応を依頼しているところでございます。まずはその建物の中の片づけなど、できるところから進めていっていただきたいということで、我々も指導しているところでございます。 174: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 175: ◎9番(秋山善治郎君) 建物の中でなくて、建物の外が飛んでいるんです、今。中が安全かじゃなくて、外のトタンが飛んで、屋根が飛んで、外壁が飛んでいるわけでありますから、それをそのまま、担当課としてもそれを知っていながら放置したということになると、これは責任問題になるんじゃないかと私は思いますので、ぜひそこについては早急な対応をお願いしたいと思います。  今回私は、法律や条例の解釈について質問してきましたが、市民の立場に立ってしっかりとした議論をこれからも進めていくことをお話ししまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございます。 176: ◎議長(菅原清喜君) これにて9番秋山善治郎君の質問を終わります。  暫時休憩いたします。  再開を午後1時といたします。      午後 0時09分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午後 1時00分  再 開 177: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。 178: ◎議長(菅原清喜君) 次に、今議会初日に行われました報告に対する質疑を行います。  初めに、報告第1号専決処分の報告についてに対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第1号に対する質疑を終わります。  次に、報告第2号専決処分の報告についてに対する質疑を行います。5番小野寺 修君。 179: ◎5番(小野寺 修君) 報告第2号についてお伺いしますが、第1号は過失割合が生じておりまして、2号、3号共に同じ扱いであります。この2号につきまして、どのような原因で過失割合が生じたのかを教えてください。 180: ◎議長(菅原清喜君) 5番小野寺 修君の質問に対し、当局の答弁を求めます。土木課長菅原通任君。 181: ◎土木課長(菅原通任君) お答えします。  この発生現場、市道につきましては、当事者である方が毎日通勤等に使われていると。あと、今現在工事等でも使われているという状況です。そうした中で、道路を横断している側溝、グレーチングになりますけれども、一部、数日前から音がしているということでの状況であり、その際に市のほうへの通報もちょっと遅れていたということがあった中で、徐行程度の速度で走ったんですけれども、一部グレーチングと躯体の隙間で、左前輪が乗った際にグレーチングの角を踏んだためにグレーチングが跳ね上がり、左ドアにぶつかったということであります。  そうした中で、本人の注意と、あと市の管理ということも含め、保険会社の事例等も照査し、総合的に市のほうで判断しまして、今回の過失割合と捉えております。以上でございます。 182: ◎議長(菅原清喜君) 5番小野寺 修君。 183: ◎5番(小野寺 修君) 私も損害保険の仕事をして、かれこれ三十数年になるわけでありますけれども、気仙沼市とのグレーチングの事故も何件か扱ったことがあります。この状態で過失割合が生じるかどうかといいますと、難しいところがあるのかと思っております。  今回の事例を見まして、遡って調べてみましたが、これはグレーチングといいますか道路の管理に関しては、道路法第42条で安全に通行できるように行政側が提供しなければならないということになっていますよね。それで、賠償を相手に払うことについては、国家賠償法の第2条第1項ということになりまして、その兼ね合いなんですけれども、この何日か前から音がしているという、グレーチングが動いているという通報を受けて、それをそのまま放置した中で事故が起きているということに受け取りました。これは、道路法の第42条の第2項関係なんですが、平成25年に道路法施行令の第35条の2が追加されて、第35条の2の1号なんですけれども、そこには道路の管理者、今回でいえば気仙沼市は、道路の機能を維持するために必要な措置を講じなさいということがなっております。  今回、グレーチングが緩んだというときに、必要な措置を講じていたのかいないのか、それが非常に大事なことだと思うんです。そのような場合、注意喚起措置というものが必要になってきまして、例えばすぐにグレーチングが同じものが入らない、あるいは予算の都合で即座に手をかけられないとすれば、例えばこの横断側溝の蓋はゆがんでいるから外れる可能性がありますと、修理を早急にいたしますが、それまでは十分注意の上走行願いますと、そういった看板とか、コーンを置くとか、そういった手当てをしないと、気仙沼市として相手方に過失割合を課すことができるんだろうか。私はこれはできないんだと思うんですよ。気仙沼市が判断して、相手方と示談したというんだけれども、私が仕事の中で扱ってきたケースの中では、こういうことはあまりというか、全然私はこういうケースで示談することはあり得ないと思うんだけれども、何を論拠に相手方は40%も……。10%の多くは半々ですからね。こんな大きな過失割合をどうやって課したのか。何が参考資料になりましたか。 184: ◎議長(菅原清喜君) 土木課長菅原通任君。 185: ◎土木課長(菅原通任君) お答えします。  当該路線につきましては、近々では年末年始にパトロールをしておりました。そうした中でのグレーチングの音ということで、横断側溝自体の異常ということを一応調べました。そうした中で、グレーチング自体も結構重量がある自主製作したグレーチングになっておりますので、非常に重い重量でございます。10キログラムを超えているようなグレーチングでした。その際、市のダンプ等も走行させまして異常等を確認しておりましたけれども、今回、その音について現場のほうも確認はしておりました。  そうした中で、今回、その後に走行したときに、ちょうどグレーチングとのつなぎ目の部分の一部に当該車両が乗ったはずみということで、跳ね上がって左側ドアのほうに接触したというような形になっております。  なお、そのようなグレーチング等の異音等につきまして情報をいただく、あるいはパトロールの際には必ず原因と、あるいはゴムを挟むなどの処理をしながら安全に通れるように努めておりましたけれども、今回につきましては、走っているタイミング的なものも多々あるとは思いますけれども、実際、角に乗ってグレーチングが上がっての事故となっております。  なお、今後そういうところで早急に補修等ができない箇所につきましては、安全の注意喚起の看板あるいはコーンを立てての対処と進めております。よろしくお願いします。 186: ◎議長(菅原清喜君) 5番小野寺 修君。 187: ◎5番(小野寺 修君) そのことを尋ねているんではなくて、市は瑕疵ある状態でそのグレーチングが置かれて、例えばグレーチングが連結されていなかったとか、曲がっていたということは、この場合ですと市の瑕疵があったから6割ということになっております。ただ、相手方の4割というのは、相手方は通常の走行を普通にやっていたわけでありまして、それ以上の注意をすべき責任はなかったんだと思うんですね。そこの中で過失が40%ということになります。その40%という過失は、相手方はどのようなことをすればその事故を避けられたのか。どうやったら避けられたのかということの大きさが、その40%の過失割合なんですね。そこをどうすればよかったのか、じゃあ教えてください。 188: ◎議長(菅原清喜君) 土木課長菅原通任君。 189: ◎土木課長(菅原通任君) お答えします。  相手方につきましては、先ほど、そこの道路ということで、緩やかなスピード、遅いスピードということで、約20キロメートルのスピードで走っていると。それと、道路幅員が3メートルという非常に狭い位置になっております。グレーチングにつきましても、それに合わせて1枚の長さが1メートル未満、約90センチメートル程度のグレーチングになっており、市のほうとしましてはその音が出る段階で一旦は対処しているような形になっております。ただ、そうした中で走行していった段階で、一部グレーチング、横断側溝ということでありますので、その点の注意というところを一応考慮した形と、日常的に使われていると。市のほうでも直したということを本人にも伝えずに、そういう中で再発したというような場所になっております。  ただ、その場所につきましては、特定の車両しか通っていなかったということも考慮しまして、一応判断としまして、そういう過失割合になっております。 190: ◎議長(菅原清喜君) 5番小野寺 修君。 191: ◎5番(小野寺 修君) 質問に正対していないと私は取っておりまして、いわゆる過失割合をどうやったら避けられましたかという過失割合の考え方を問うたわけであります。  まず大前提は、国家賠償法によれば、営造物が通常有すべき安全性を欠いていたかどうか。欠いていたんだよね、これは。もう一つは、相手方が通常注意すべき注意を怠っていたか。怠っていないですよね。その2点でもって諮るべきであって、今お話しいただいたのは全くこの市の側の要件でしかないと思う。恐らくこれ今、この後、議論を進めても、多分どうしようもない状態になっているんじゃないかと、うんと言っているけれども、そうだと思うけれども。  この辺なんですが、行政と個人との話し合いの中で進めたのではないかと思うんだけれども、私たちも仕事の中では、全く中身の分からない方とお話しするときは、相手方にもそれなりの損害保険関係の方とか、弁護士さんとか入れてもらって、示談交渉に及ぶわけだけれども、そういったケースじゃないと思うんだよね、これ。  これはもう一回見直したほうがいいんじゃないかと思っています。示談が成立しているけれども、示談が訴訟の権利を放棄するわけじゃないので、別物ですから、そういった基本的な考えに基づけば、これは私は気仙沼市側がしっかりと全額払うべき事故ではないかと思うんですよ。通常の注意義務を怠らないで市道を走る。道路というのは公道ですから、日本人であろうが外国人であろうが、普通に安全に走る権利を持っているわけですから、そこの管理瑕疵が問われているわけだと思うんですが、もう一回その辺の考え方をお願いします。 192: ◎議長(菅原清喜君) 土木課長菅原通任君。 193: ◎土木課長(菅原通任君) すみません。答弁調整させていただきたいと思います。 194: ◎議長(菅原清喜君) 答弁調整のため、暫時休憩いたします。      午後 1時13分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午後 1時14分  再 開 195: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  土木課長菅原通任君。 196: ◎土木課長(菅原通任君) お答えします。  説明が一部不足しまして、申し訳ございません。一部、横断側溝を走行する際に、路面等の不安定なところも、それを予測しながら低速で運転しなければならないというところもあります。そうしたところを守っていれば防げた部分も多々あるということになります。そうした中での、今までの事例等も用いまして、運転手の過失割合を定めたところでございます。 197: ◎議長(菅原清喜君) 5番小野寺 修君。 198: ◎5番(小野寺 修君) その不安定な路盤という部分も当然管理瑕疵の問題であると思います。これを今議場でやり直すという話はできないんだろうけれども、きちっともう一回考え直したほうがいいです。この示談そのものにとらわれるというよりも、きちっとここで、この議論が公式に記録として、議事録として残りますからね。気仙沼市の考え方がこうであるといったようなことではちょっとまずいんではないかと思うんです。専門家も職員の中にいるだろうし、上の行政機関もあるでしょうから、これで本当にいいのかどうか確認することを求めて、私は終わります。 199: ◎議長(菅原清喜君) 建設部長佐々木 守君。 200: ◎建設部長(佐々木 守君) 先ほどから土木課長が説明していることの繰り返しとなってしまいますが、今回の件につきまして、保険金の支払先である保険会社のほうと状況を説明して、過失割合を一応示していただいて、市のほうとしてもそれを妥当と判断してきたわけであります。市のほうが割合を決めたというわけではなく、保険会社とも相談をして、この割合を妥当としてきたわけであります。じゃあ100、ゼロではないのかという御指摘ではございますけれども、ふだんから通行していて一部のへこみが生じているのを認識している中で、低速で運行していただければ、跳ね上がりを防ぐことができたということが考えられることから、運転手の方の過失を40%と判断したものでございます。以上でございます。 201: ◎議長(菅原清喜君) 5番小野寺 修君。 202: ◎5番(小野寺 修君) それはどの保険会社がそういうことを言っているのか分からないけれども、判例があって、そこの中で証明してくるはずなのね。道路の管理瑕疵がまず問われるべきものであって、それと道路が壊れていることを知っているからゆっくり走って跳ね上げないようにしなさい、ゆっくり走ってきて跳ね上げているんだという説明なんだけれども、それは全くその議論の中ではかみ合わないと思う。相手方を言い負かしたんじゃないかと思ってしまうのね。その辺のところは、今ここで修正することはできないんだろうけれども、しっかりとこれはもう一回洗い直したほうがいいですよ。このままの思料で、そういう理論の展開では、恐らく通用しないんじゃないかな、世の中に。私はそう思いますよ。これは、今はここでいいです。(「なし」の声あり) 203: ◎議長(菅原清喜君) 質問がないようですので、これにて報告第2号に対する質疑を終わります。  次に、報告第3号専決処分の報告についてに対する質疑を行います。5番小野寺 修君。 204: ◎5番(小野寺 修君) ここでも過失割合が同じように出ておりまして、この集水ますが市道上にあるということであります。これは設置したのは、誰なんですか。そしてまた、その蓋を設置したのも誰なんでしょうか。 205: ◎議長(菅原清喜君) 土木課長菅原通任君。 206: ◎土木課長(菅原通任君) お答えします。
     このますの木蓋の設置につきましては、市のほうでの設置とはなっております。 207: ◎議長(菅原清喜君) 5番小野寺 修君。 208: ◎5番(小野寺 修君) そうしますと、これの瑕疵は管理責任とともに設置責任のほうにも該当するかと思います。多分、ますの蓋、さっきの側溝もそうなんだけれども、車の耐荷重が計算されて、そういった規定があるんだと思うんですね。側溝は25トンとか、ます、とにかく多分あったように思いますけれども、これも同じように過失割合を3割取っているんだけれども、気仙沼市が木の蓋をきちんと耐荷重があるものに入れ替えておけば、この事故はなかったわけでしょう、最初から。崩れそうな木の上を通った車が悪いという理論ではないと思う。  さっきの聞き方になるけれども、どうすればこの事故を防げたんですか。このケースで過失割合が出てくるとすれば、最初から長い間、ますに蓋がなかった。それを運転手の方が毎日、これは自宅の前だそうですから、見ていて認識していたと。確かに市のほうではますの蓋をかけなければならないけれども、それも相手方が認識していた中で起きたというのであれば、過失割合は出てくることになるのかと思いますけれども、この場合は木の蓋で、今までその車が落ちなかったと。腐って落ちたのかどうか分からないけれども、今回落ちたと。それを見過ごしていたと。相手方に何か落ち度があるんでしょうか。どうですか。 209: ◎議長(菅原清喜君) 土木課長菅原通任君。 210: ◎土木課長(菅原通任君) お答えします。  この発生現場につきましては、市道のほうの幅員も狭く、前進でその方の土地に入るのがなかなかきついということの状態で、当時バックで入るという形で発生した事故です。その際、バックする際に、どうしてもバックで入る場合につきましては、このます蓋に乗ってしまうという状況になっております。通常時の走行であれば、このます蓋は走行のタイヤの走る位置ではございませんけれども、今回バックで進入した際に、ふだん乗るべきところでないますのところにも今回乗ってしまったというような形です。  そしてなおかつ、このますにつきましては、通常時、走行時には乗る場所ではないということで、木の蓋であったにもかかわらず、市のほうのパトロール等によりまして木の強度等を確認しないままにして、今回の事故を起こしておりました。  そうした中で、発生後につきましては、すぐ既設のコンクリート蓋あるいはグレーチング蓋ということでの対応をしております。 211: ◎議長(菅原清喜君) 5番小野寺 修君。 212: ◎5番(小野寺 修君) 何かあたかもバックするのが悪いみたいな話になっているけれども、道路交通法ではバック、これは後退という表現をしますけれども、それは普通に許されていることで普通の状況なんですね。バックであろうが前進であろうが、どうであろうが、これは構わない。そこに乗って悪かったかというと、そこに本来の強度を持った蓋があれば事故は防げたんでしょう。なお、本来、強度のある蓋を乗っけなければならなかったという基準があるんだと思うんだけれども、それをしていなかったがために落ちたということだと私は思うんです。さっきの後退のところを言えばちょっと変ですけれども、5メートルとか、15メートルぐらいまでが後退といい、あと100メートルになると逆走という話になるんだけれども、いずれにしても後退は普通の状態で、過失割合を取るときも、後退であろうが前進であろうが同じ扱いになりますから、今の話ですと後退して乗ったからという話だけれども、最初からそこに今の規格のしっかりした蓋を乗っけていれば、この車は落ちることはなかった。私はこれは、設置基準、いわゆる蓋の設置瑕疵、木の蓋を設置したということと、それから基準どおりの強固な蓋に変えなかったという管理責任がここにあるんだと思う。その2つだけしかなくて、この相手方には瑕疵というか過失を問うべき要素が私はないと思うんですが、いかがですか。 213: ◎議長(菅原清喜君) 建設部長佐々木 守君。 214: ◎建設部長(佐々木 守君) 今回の過失割合の算定につきましても、先ほどと同じように保険金の支払先であります、先ほどは保険会社とお話ししましたけれども、公益社団法人全国市有物件災害共済会の道路賠償責任保険です。その保険会社は損害保険ジャパン日本興亜になっているんですけれども、そちらのほうに加入しております。それで、その事故状況を報告いたしまして、市が70%、相手方につきましては30%の過失割合が示されました。それを市のほうで妥当と判断したわけでございます。  共済会のほうからは、蓋が突然落ちてしまったという事故であるということで、運転者の過失を何十%も求めるというのは難しいと思われるけれども、ますの蓋であり、通常車両が必ずしも乗り上げる場所ではないということから、運転手の方の過失につきましては30%と会社側としては判断しましたということで、それを基に市のほうとして過失割合を判断したものでございます。 215: ◎議長(菅原清喜君) 5番小野寺 修君。 216: ◎5番(小野寺 修君) 損保ジャパンが幹事会社であるかもしれないけれども、いわゆるその支払い側が言う過失割合そのままをうのみにして示談に持っていくというのは、危険じゃないですか。最初の今の話でも、この場合は過失割合を取れないかもしれないということがあるでしょう。実際、我々の感覚では絶対取れないと思います。  それで、木の蓋を設置した設置責任とか、さっきから何回も同じことを言うけれども、市の管理が呼んだ、起こした事故なんですよね。示談する上で、どうしてその過失割合がそうなのかということもきちんと調べていなければ駄目なんじゃないですかね。全然分からない市民と保険会社あるいは行政、そういった大きなものとは対等に話し合える関係じゃないと思うのね。私はそう思うんですよ。これも示談をなされているけれども、しっかり見直す必要がありますよ。  私は何回かこのグレーチングの話をしていますけれども、人身事故とか死亡事故、やっぱりありますから、出てきますからね。あと、穴ぼこのこととか、調べていくとすぐ出てきますよね。全国的な統計はあまり出ていないんだけれども、指定都市では道路の設置物に関する事故というのは大体年間に1件ぐらいは起こっているらしいのね。政令都市以外の市町村では1.2件という数字が出ているようです。今回は1回に2件出てきたけれども、その考え方の根本、そして対応の根本というのは、道路管理に対してどのくらい危機感を持って当たっているかということだと思うのね。側溝のますの蓋が腐っていたから落ちたって、そうなんですね。グレーチングがゆがんでいたから跳ね上げたと。そのような簡単な感覚の中で仕事をしてもらうと、けがをする人も、死亡事故も、当然件数も出てくるわけですよ。  法律が変わって、きちんと市道を見なさいということに今度なっているわけですね。道路法施行令の第35条の2、1号の中では、きちんと管理しなさいと。そこをただ見回っていくんじゃなくて、そういった危険があるかどうかをしっかりと見て、危険があれば即座に、さっきのように音がしているからあなたが気をつけなさいじゃなくて、音がしていればこちらできちんと直さなければいけないですね。緩んでいるところを見たら。そういったことの感覚の甘さがこういった事故を引き起こしていると思うんです。  うちの市では年間1.2件じゃないですね。もっといっぱいありますよね。だからそういったことを、道路を管理する上では、穴ぼこでも、あるいはグレーチングの隙間にタイヤを挟んで自転車の方が死んだりとか、でっかい例がありますから、そういった危険性を常に考えながら、道路の見回りをしっかりやってほしいと思います。それをきっちりお願いしたいということと、この2件についてもう一回見直す必要が私はあると思います。終わります。 217: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですね。9番秋山善治郎君。 218: ◎9番(秋山善治郎君) 今の質疑を聞いておりましたけれども、今回のようなこの事例について、全国的な過失割合というのは定式化した数字というのは、何か示されたものを市のほうでは持っているんでしょうか。それとも、今回たまたまこの2つの例については、それぞれの保険会社との相談の中で決めたということなんでしょうか。その辺の考え方を整理して答弁お願いします。 219: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。土木課長菅原通任君。 220: ◎土木課長(菅原通任君) お答えします。  この事故に関する過失割合につきましては、保険会社で用いている過失割合の事例、それらを参考とし、なおかつ現場を見ながら確認をした上で決定しております。市のほうとしましても、これらについてどのような状況になっているかというのを、保険会社とも調整あるいは疑問等も投げかけながら、市の過失割合等を決めているという形になっております。 221: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 222: ◎9番(秋山善治郎君) そうしたら、この報告3についての類似事例というのは、具体的にはどういうことが示されていたでしょうか。 223: ◎議長(菅原清喜君) 土木課長菅原通任君。 224: ◎土木課長(菅原通任君) お答えします。  報告3につきましては、こういうケースにつきまして、通常の走行時にはほとんど踏まないというところ、まず一つになります。  もう一つは、バックしたときに乗ると。本来、先ほども言いましたけれども、バックでも前進でもというところでの通常時の走行には該当しないというところがもう一点です。  あとは、市で管理している木の蓋ということは、本来、仮に木の蓋でやった場合、日常点検等、腐食あるいはそういうのが発生した場合には、すぐに交換しての維持補修をしっかりしなければならないという形になっております。 225: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第3号に対する質疑を終わります。  次に、報告第4号専決処分の報告についてに対する質疑を行います。5番小野寺 修君。 226: ◎5番(小野寺 修君) 今回4つ、この事例が出てきておりますけれども、かなりの数が最近あるような気がしているんだけれども、今抱えていて、示談、和解に結びついていない件数というのは、実際どのくらいあったりしますか。そして、どんなものがメインになっていますか。その件だけ。 227: ◎議長(菅原清喜君) 5番小野寺 修君の質問に対し、当局の答弁を求めます。参事兼財政課長瀬戸洋幸君。 228: ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) お答えします。  今、手元に資料はございませんが、何件か交渉中のものがございます。以上であります。 229: ◎議長(菅原清喜君) 5番小野寺 修君。 230: ◎5番(小野寺 修君) 今すぐにということではないけれども、こういった報告をする都度、抱えているものあるいは長期に達しているもの、様々な原因の絡んだものがあると思いますので、何かしらの形でお示しいただくように資料は準備していただきたいと思います。終わります。 231: ◎議長(菅原清喜君) あとはありませんか。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第4号に対する質疑を終わります。  次に、報告第5号専決処分の報告についてに対する質疑を行います。9番秋山善治郎君。 232: ◎9番(秋山善治郎君) ちょっと分からないので質問しますけれども、共通の仮設費について今回増額しています。理由について、波路上地域復旧・復興事業安全協議会負担金が増えたからというのがあるんですが、何でこの負担金というのが発生するのか。そして、それが増額したというのは、どのぐらい増額したのかお聞かせください。 233: ◎議長(菅原清喜君) 次長兼水産基盤整備課長昆野賢一君。 234: ◎産業部次長兼水産基盤整備課長(昆野賢一君) お答えいたします。  共通仮設費の増額についてですが、波路上地区のほうで、安全協議会ということがございまして、負担金ということで資料のほうに書いてございます。この安全協議会というのは、波路上地域において計画される復旧・復興事業を円滑に調整し、事業の発注者及び請負者が協力して安全に事業を実施することにより、東日本大震災により被災した施設及び生産基盤の早期復旧・復興に資するため、国、県、市の発注者と受注業者で構成されている事業協議会をつくっているというところがございました。  そういった中で、今回我々の防潮堤事業と、それから国の防潮堤の事業、それからお伊勢浜の海浜の事業、そういった事業が混在することがございまして、その中でトラックとか、工事車両の通行量が多くなるということがございまして、その協議会の中では、そういった共通の部分での工事用道路の維持ですとか、それから粉じんの拡散防止、それから住民と市道等との接触がございますので、そういったところの安全確保のために誘導員などを配置するということで、そういったことを3事業、事業者の間で割り振って負担するということをやってございます。  そうした中で、我々のほうではこちらの会に対しての負担金ということでお支払いをするわけなんですけれども、それは誘導員ですとか、散水の費用ですとか、道路の維持補修費用ですとか、そういったかかった費用を応分に負担するということになってございます。  それで、負担の内容でございますけれども、こちらにつきましては共通仮設費の負担内容でございますが、協議会の負担金としては160万円ほどになっております。そのほかに、今回の工事の中で、我々の工事のほうで独自に警備誘導員を増員しておりますので、そういったものが大体220万円くらいということになってございます。残りの部分は、直行経費に率で掛けた部分ということでの金額になっております。以上でございます。 235: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 236: ◎9番(秋山善治郎君) 今回のこの請負業者が160万円負担したと。そのほかの負担はどのぐらいそれぞれについて負担したことになるんでしょうか。 237: ◎議長(菅原清喜君) 次長兼水産基盤整備課長昆野賢一君。 238: ◎産業部次長兼水産基盤整備課長(昆野賢一君) 本工事に対しての共通仮設費に関するそのほかの負担としては、先ほど申しました警備誘導員の増員について220万円ほどと、それから直行経費に対する率負担分で71万円ほどという形になっております。 239: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 240: ◎9番(秋山善治郎君) いや、私がお聞きしたいのは、協議会を構成しているそのほかの団体がどういう形で負担割合をして、どのぐらいの負担をしたのかを聞いているんです。 241: ◎議長(菅原清喜君) 次長兼水産基盤整備課長昆野賢一君。 242: ◎産業部次長兼水産基盤整備課長(昆野賢一君) お答えいたします。  負担の金額につきましては、申し訳ございません、把握はしておりませんけれども、計算根拠といたしましては、先ほども若干申し上げましたが、1か月当たりの清掃車、散水車、休憩所のリース代、共通する部分の誘導警備員、それから道路の維持補修費というのを、受注者ごとのダンプの台数でもって割って負担金を出しているという計算となっております。 243: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 244: ◎9番(秋山善治郎君) そうすると、今回のアスリードさんの分が160万円追加になった部分で、全額として、総額としては幾らになるんですか。それぞれの分が分からなくても、総額としてはどのぐらいこの負担金が増えたのかについてお示しください。 245: ◎議長(菅原清喜君) 次長兼水産基盤整備課長昆野賢一君。 246: ◎産業部次長兼水産基盤整備課長(昆野賢一君) 私どもの工事に関する金額については押さえてございますが、協議会の全体での負担の金額というのは、申し訳ございません、押さえてございません。 247: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 248: ◎9番(秋山善治郎君) いやいや、この160万円をじゃあどうやって算出したのかというのが分からないではないですか。160万円が追加された根拠がないということになってしまうと思うんですが、その辺が分かるような形で説明をお願いしたいと思います。 249: ◎議長(菅原清喜君) 次長兼水産基盤整備課長昆野賢一君。 250: ◎産業部次長兼水産基盤整備課長(昆野賢一君) 具体的な数字というものを今持ち合わせてはございませんけれども、先ほどの説明のとおり、1か月間にかかった清掃車、散水車、それから休憩所のリース代、警備誘導員の人件費等、それから道路修繕費、これらの総体に対して我々の工事で道路を使用したダンプトラックの台数で割って、負担金を求めているということになっております。 251: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 252: ◎9番(秋山善治郎君) 金額が分からないのであれば、今回このアスリードさんが負担しなければならないのは、その総額の何割、何%がその負担割合になったのか聞かせてください。 253: ◎議長(菅原清喜君) 次長兼水産基盤整備課長昆野賢一君。 254: ◎産業部次長兼水産基盤整備課長(昆野賢一君) すみません、確認の時間をいただきたいと思います。 255: ◎議長(菅原清喜君) 答弁調整ですか。(「はい、答弁調整」の声あり)  答弁調整のため、暫時休憩いたします。      午後 1時42分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午後 1時44分  再 開 256: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  報告第5号を留保して、次に進みます。  報告第6号専決処分の報告についてに対する質疑を行います。9番秋山善治郎君。 257: ◎9番(秋山善治郎君) さっきの部分は保留したので、この部分で聞きます。交通誘導員警備数の増額について、いわゆる交通管理者との協議、これは設計段階の状況と違ったということだと思うんですけれども、どういうことが指摘されたんでしょうか。 258: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。土木課長菅原通任君。 259: ◎土木課長(菅原通任君) お答えします。  交通誘導員につきまして、設計の段階では標準的なもので数字を表しております。そうした中で、現場着手の際、公安委員会、地元との調整によりまして、安全対策の一環で作業員の方々を増やして工事現場の対応をするということに伴いまして、人数等を変更しております。以上でございます。 260: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。ありませんか、あと。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第6号に対する質疑を終わります。  次に、報告第7号専決処分の報告についてに対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第7号に対する質疑を終わります。  次に、報告第8号専決処分の報告についてに対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第8号に対する質疑を終わります。  次に、報告第9号専決処分の報告についてに対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第9号に対する質疑を終わります。  次に、報告第10号令和元年度気仙沼市一般会計繰越明許費繰越計算書に対する質疑を行います。17番熊谷雅裕君。 261: ◎17番(熊谷雅裕君) 一つだけ、番号18番で商工費、ウエルカム・ターミナル整備事業なんですが、一応開業はしているというか、ウエルカムの部分があるんですが、この残っている部分は具体的にどういったところになりますか。 262: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君の質問に対し、当局の答弁を求めます。産業戦略課長梅内 摂君。 263: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  ウエルカム・ターミナルに隣接する、1件だけですけれども、民間施設が今後建つ予定となっております。そこに接続する水道管及びその上の舗装工事が残っている状況にございます。以上でございます。 264: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。10番村上 進君。 265: ◎10番(村上 進君) 134ページなんですけれども、衛生費9番なんですけれども、損壊家屋解体事業とあるんですけれども、この事業で予定している件数はどのぐらいですか。 266: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼循環型社会推進課長吉田喜美夫君。 267: ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) すみません、ちょっとお時間をいただきたいと思います。 268: ◎議長(菅原清喜君) 村上 進君。 269: ◎10番(村上 進君) それとともに、なぜこの繰り越しになったかということで、なぜそれが進まなかったのかということの理由も教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 270: ◎議長(菅原清喜君) 答弁調整しますか。(「すみません、お時間をいただきたいと思います」の声あり)  答弁調整のため、暫時休憩いたします。      午後 1時48分  休 憩
    ───────────────────────────────────────────      午後 1時49分  再 開 271: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  参事兼循環型社会推進課長吉田喜美夫君。 272: ◎市民生活部参事兼循環型社会推進課長(吉田喜美夫君) お答えいたします。  件数なんですが、8件ほどございます。  それから、工事につきましては、年度内の完了が困難なことから繰り越ししたということでございまして、今現状といたしましては、6月末完了ということで今進めているところでございます。 273: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第10号に対する質疑を終わります。  次に、報告第11号令和元年度気仙沼市公共下水道特別会計繰越明許費繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第11号に対する質疑を終わります。  次に、報告第12号令和元年度気仙沼市集落排水特別会計繰越明許費繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第12号に対する質疑を終わります。  次に、報告第13号令和元年度気仙沼市簡易水道特別会計繰越明許費繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第13号に対する質疑を終わります。  次に、報告第14号令和元年度気仙沼市一般会計事故繰越し繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第14号に対する質疑を終わります。  次に、報告第15号令和元年度気仙沼市公共下水道特別会計事故繰越し繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第15号に対する質疑を終わります。  次に、報告第16号令和元年度気仙沼市水道事業会計予算繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第16号に対する質疑を終わります。  次に、報告第17号令和元年度気仙沼市ガス事業会計予算繰越計算書に対する質疑を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第17号に対する質疑を終わります。 274: ◎議長(菅原清喜君) 議場換気のため暫時休憩いたします。  再開を午後2時といたします。      午後 1時52分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午後 2時00分  再 開 275: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  報告第5号に対する保留をしていましたが、よろしいですか。次長兼水産基盤整備課長昆野賢一君。 276: ◎産業部次長兼水産基盤整備課長(昆野賢一君) お答えいたします。  当該地区では、国、県、市の事業がございまして、工事当時、15者の工事が同地区で行われてございます。その期間、我々の防潮堤工事の期間で、アスリードさんの計算対象になった負担金の期間につきましては、全体で1,171万6,980円ほどの総額に対して、1か月に、その期間使用したダンプトラックの台数割で計算しますと、161万4,700円と先ほど説明した数字になります。割合としては、当時の工事の負担金の中では14%弱という形になっております。 277: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 278: ◎9番(秋山善治郎君) 復興交付金を使った事業の場合、こういうことについての案分についてもしっかりと計算しないと精算できないことになってくるんだと思います。それぞれの事業についての精査について、よろしくお願いしたいと思います。終わります。(「なし」の声あり) 279: ◎議長(菅原清喜君) 質問がないようですので、これにて報告第5号に対する質疑を終わります。  次に、今議会初日に配付いたしました「公の施設の管理に関する事業報告書」に対する質疑を行います。1番今川 悟君。 280: ◎1番(今川 悟君) まず最初に全体的なことを確認したいと思いますけれども、それぞれの表紙の裏に書いてあるとおり、令和元年度からモニタリング制度が始まって、そのうち評価の部分は今回の報告書に入ってきましたけれども、モニタリング制度が入ったことによって少し期待はしていたんですが、それぞれの評価を見ると、あまり施設の改善とか、サービスの向上につながる評価になっていないなと思いまして、その辺、実際に始まってみて成果がどのくらいあったのかというまず感想を伺いたいと思います。 281: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君の質問に対し、当局の答弁を求めます。総務課長三浦利行君。 282: ◎総務課長(三浦利行君) お答えいたします。  モニタリングのほうが令和元年度の業務の実績からスタートしたということでございまして、始まったばかりでありまして、今回つけております評価表等も始まったばかりのところでございます。こういったものを参考にしながら、今後、同類の施設、そういった部分で参考にできる部分もありますし、庁内でも共有した中で対応していきたいと考えております。 283: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 284: ◎1番(今川 悟君) 指定管理者にしてみれば、一つ手間が増えたわけですので、それをしっかり活用して、やっぱり施設の改善というものにつながらなければ、そういう仕事だけお互い増えてしまいますので、ぜひ効果的な利用につなげてほしいということを念頭に置いてほしいんですが、そういう意味では前にもお話ししたとおり、こういう評価を持ち寄っての意見交換会みたいなことを指定管理者間でやったほうがいいという話をしていたんですが、それは今回これが出てきたところでやる予定はあるんでしょうか。 285: ◎議長(菅原清喜君) 総務課長三浦利行君。 286: ◎総務課長(三浦利行君) お答えいたします。  今回の評価表等を参考にしながら、どういった方向でそういった類似の指定管理者の方々を集めて効果的に事業をどう進めていただくのかという点については、一旦庁内でどういった進め方がいいのかというところをこれから詰めていきたいと考えております。 287: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 288: ◎1番(今川 悟君) 分かりました。今回、A評価がほとんどということで、なかなか評価が難しかったというのは分かりました。  あともう一点最後に聞きたいのは、その評価の対象が今4つほど表紙の裏にも書いてありますけれども、公募により指定した施設とか、1,000万円を超える施設というのがあって、この一覧表を見ていくと、86番の例えば面瀬地域ふれあいセンターが、指定管理料が973万円ということで、この評価の対象外になっているんですが、一方で松岩公民館も同じ指定管理なんですが、こちらは1,300万円ということで評価をしていると。こういう似たような施設で、片方は評価したりしないというのを1,000万円というラインで決めてしまっていいのかと思うんですが、その中で評価の部分ではエとして、必要と認める施設には評価を求めることができるとありますので、ここはやはり両方評価をしてみないと比べられないものだとも思いますので、ぜひ評価の対象に加えたほうがいいんじゃないかということと、あと多分新年度、令和2年度になってくると、職員のボーナスなんかが入ってきて1,000万円を超えているのかなとも思ったりもしたんですが、この評価の対象を少し整理するということは考えられないでしょうか。 289: ◎議長(菅原清喜君) 総務課長三浦利行君。 290: ◎総務課長(三浦利行君) お答えいたします。  一旦はある程度の金額のところで線を引いてこの制度をスタートしておりますけれども、実際に類似の施設で、ある程度金額的にラインを超えないまでもほぼほぼ近いところ、そういった部分につきましては、今後検討しながら評価の対象に加えるといった検討をしていきたいと考えております。 291: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 292: ◎1番(今川 悟君) 1,000万円ぎりぎりの施設というのはなかなか少ないんですが、例えば本吉の体育館なんかも1,100万円とかとあって、年によって評価したり評価しなかったりということに結局なってしまいますので、そういうところをしっかり検討してほしいと思います。終わります。 293: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 294: ◎8番(菊田 篤君) 事業報告書の2の182ページで、今も評価表について話がありました。ここは特にマザーズホームの評価なんですけれども、SとAで高レベルに評価されているのでそこはいいと思うんですが、ただ自己評価と市の評価の違いの差というか、その認識を今後どのように共有していくのか。特に障害を持った子供たち、未就学児も含め、またデイサービスもあって、そういう施設についてどのように共有して進めていくのか確認したいと思います。 295: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君の質問に対し、当局の答弁を求めます。社会福祉課長遠藤光春君。 296: ◎社会福祉課長(遠藤光春君) お答えいたします。  今回の自己評価で、マザーズホームさんは、特に研修等を一生懸命やっているということで、自らSという評価をしておりましたが、市のほうとしましては、最低限行わなければならない研修等につきましてはA評価ということで、ただ今後、自らS評価をつけているということは、それなりに自信を持って業務を行っているという表れでもありますので、そういった部分をきちんと評価をしながら、さらにその研修に強化していただけるよう促しながら進めていきたいと思っております。 297: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 298: ◎8番(菊田 篤君) 自信の表れというのは非常にいいと思うんですけれども、その自信が変な方向に動かなければいいなという懸念はあるものの、この差をどのようにお互いに共有してこれからのことを進めていくのかということなので、お互いの認識の共有の仕方、そこのところをもう一度お願いします。 299: ◎議長(菅原清喜君) 社会福祉課長遠藤光春君。 300: ◎社会福祉課長(遠藤光春君) お答えいたします。  その点につきましては、今回、市のほうで評価した部分と、マザーズホームさんで自己評価した部分について、お互いに突き合わせをしながら、しっかりとその理由なり、そういったものは共通認識に立てるようにしっかりと話をしまして、それを今後につなげていきたいと思っております。 301: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 302: ◎8番(菊田 篤君) 分かりました。  あともう一つ、報告書3のほうです。8ページに松峰園さんのB型事業の利用実績ということで載っていますが、今現在、在籍者は40人いるんですね。これからこの施設というのは、先日発表になりましたけれども、市で発表する前に新聞にも載ってしまいましたが、今40人在籍していると。今40人在籍している施設についてというか、この40人の人たちについて、これから市としてどのような責任で令和6年度の方向に向かっていくのか、その考えをお伺いしたいと思います。 303: ◎議長(菅原清喜君) 社会福祉課長遠藤光春君。 304: ◎社会福祉課長(遠藤光春君) お答えいたします。  松峰園につきましては、2月議会の最終日に個別計画の関係で御説明をしました。その後、松峰園の保護者の皆様と、この件につきましてお話をする機会がありました。市としましては、個別計画では計上しておりますが、市内の就労支援B型の参入以降の状況を踏まえて、今後考えていきたいということをお話ししまして、了解をいただいたところであります。  なお、今後とも市内で就労支援B型の事業所が多く参入していただけるよう、市のほうとしても計画に位置づけて周知していきたいと思っております。 305: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 306: ◎8番(菊田 篤君) この40人の人たち、それぞれ程度があると思うんですけれども、簡単に、この事業所ができましたよ、はいこっちに行ってくださいという話にはならないんですよ。長い期間の中で一人一人が訓練といいますか、そこに行けるという状態をしっかりとつくらないと、要するに一気に40人がどこかに行くということは不可能なんですね。そのことを前もって計画的に、考え方としてしっかり持っていかないと、簡単にはこの施設は計画のとおりには行かないんだろうと思っております。そこのところの認識を改めてお伺いしたいと思います。 307: ◎議長(菅原清喜君) 社会福祉課長遠藤光春君。 308: ◎社会福祉課長(遠藤光春君) お答えいたします。  この計画には、令和6年度を目標にということでありますが、市内の参入状況によりましては、この計画がなかなか計画どおりにいかないという部分もありますので、その点は小規模の改修をしながら、施設の維持をしながら、少し先送りをすることにもなりますけれども、その間、しっかりと事業を行っていくということで御説明をしたところであります。 309: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 310: ◎8番(菊田 篤君) 併せて今後も社協さんと、それからあと利用者の保護者じゃない、家族ですね。家族の皆さんとしっかりと話合いをしながら進めていっていただければと思います。よろしくお願いします。 311: ◎議長(菅原清喜君) 社会福祉課長遠藤光春君。 312: ◎社会福祉課長(遠藤光春君) お答えいたします。  ただいまのお話をいただきましたが、私たちもそれを受けまして、しっかりと松峰園の御家族の方と向き合いまして、対応していきたいと思います。ありがとうございました。 313: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 314: ◎9番(秋山善治郎君) 今、8番議員が質問しましたマザーズホームの分でお伺いします。  S評価とA評価、自己評価がSで市の評価がAになっている部分も含めて情報を共有したいという課長答弁がありました。ありましたが、例えばこの業務運営のア、イ、ウの部分とか、それから評価がオの分、コメントはあるんですけれども、実際に何がどのぐらい違うのでしょうか。なかなか読んでいってもその差といいますか、自己評価の部分と市の評価の部分の違いが、どこが違うのか読み取れないんですよ。その辺、説明してもらえないでしょうか。 315: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。社会福祉課長遠藤光春君。 316: ◎社会福祉課長(遠藤光春君) お答えいたします。  マザーズホームにつきましては、市の委託事業も行っておりますが、県からの委託事業も受けて、様々な事業を展開しております。そういったものを含めて、マザーズホームといたしましては、そういった部分も含めてしっかりと対応していることを踏まえて、自らS評価をしているものと思っております。  ただ、市のほうからの委託事業をしている部分として市が評価している部分もありますので、そういったところをしっかりとマザーズホームと突き合わせをしながら、評価の内容について合わせていきたいと思っております。  ただいまに対する答えになりますが、市といたしましては、最低限事業所として行わなければならないものを行っているとなった場合にはA評価ということで評価しているところでありますが、マザーズホームは市が求めている以上にやっている部分もありますので、そういった部分で評価の違いが出てきているというところもあります。以上です。 317: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 318: ◎9番(秋山善治郎君) モニタリングをして、指定管理者による評価表と書いて、自己評価というのはそれぞれ指定管理者が書いてきますよね。市の評価というのは、気仙沼市が書くことになりますよね。その評価が違うときは、やっぱりその評価が違ったのはこの部分で違いましたよということが分かる市の評価、コメントにしたほうがいいのではないかと思いますが、そういうことは、これは書けないんですか。あまりそんなふうに書いてしまうと、指定管理者と感情的にトラブルになるから書けないとか、そういうことなんでしょうか。そこをもう少し踏み込んで、評価が違うわけですから、その違いについてしっかりと表現できるような仕組みというのをこのモニタリングではできないのかどうか、お伺いしたいと思います。 319: ◎議長(菅原清喜君) 社会福祉課長遠藤光春君。 320: ◎社会福祉課長(遠藤光春君) お答えいたします。  今回初めてという試みもありましたので、その点、こちらのほうとしてもマザーズさんとの評価の違いのすり合わせについてはしっかりできていない部分もありますが、今後、この点を踏まえまして、市の評価した理由とマザーズで自己評価した理由を、しっかりと比較しながら突き合わせをしていきたい、一つ一つの項目について突き合わせをして、改善を図っていきたいなと思っております。 321: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 322: ◎9番(秋山善治郎君) 全体についてでいいんです。例えば、A評価というのは意外と自己評価で書きやすいんだと思いますけれども、BとかCというのはなかなか委託されている方々がそこを書くというのが難しいんだと思います。ただ、その部分を含めて、市のほうでやっぱりしっかり評価をしていくということについて少し研究する必要が、まだこれから初年度だということであるんですけれども、今回ほとんどA評価で全部終わってしまっていますのでなかなか大変なんですけれども、今回はマザーズさん、ちょっと違う部分があったりするんですけれども、そういうことについてやはりしっかりとした評価の仕方について、ぜひ踏み込んだ形でやっていかないと、モニタリング制度を入れたけれども実際的に何も変わりないということになってしまいかねないので、そこについて配慮をよろしくお願いしたいと思います。終わります。 323: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。(「いいです」の声あり)あとありませんか。2番三浦友幸君。 324: ◎2番(三浦友幸君) 報告書の3なんですけれども、22ページです。みのりの園の利用者なんですが、平均利用者数が1日30人ということで、みのりの園を見てきたんですけれども、かなり人数規模に対して、部屋数というか部屋の広さが、すごくいっぱいいっぱいな状態にあると思うんですけれども、この課題だったり、あとはその課題の解決に向けて、例えばサテライト教室だったりとか、障害のレベルに分けて近くに別な場所を借りたりとか、そういう考えとか、そういうお話は出ているんでしょうか。 325: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君の質問に対し、当局の答弁を求めます。社会福祉課長遠藤光春君。 326: ◎社会福祉課長(遠藤光春君) お答えいたします。  この件につきまして、社会福祉協議会ともこの報告書が出てきた後に話をしております。やはり三浦議員がおっしゃるとおり、利用者の増加に伴って施設のキャパが足りなくなってきているという状況についてはお互いに共有しているところで、社会福祉協議会としても市のほうの指定管理を受けているということもありますので、今考えているのはパーティションなりを少し整備して、若干区切ったりなんかして、利用者の特性に応じた対応ができないかということを今社会福祉協議会としても検討しているところでありますので、そういった点をしっかり社会福祉協議会と話をしながら、よい方向に向くように話合いをしているところでございます。 327: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君。 328: ◎2番(三浦友幸君) 分かりました。話合いをしているということで、ただ何となくですが、パーティションだけではちょっと解決し切れない人数になってきていますので、ぜひもう少し抜本的な解決の方法を検討お願いします。  続いて、同じ報告書の101ページなんですが、気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザの利用実績です。ここの軽運動場の利用実績なんですけれども、これは結構初期の頃から聞いていたんですが、軽運動場の音響設備が、例えばそこを講演会等で利用した場合にかなりハウリングを起こして、最初から設置してある音響設備が使えないと。なので、別な音響を持ってきてそれを講演会なりで使うしかないということで、だんだん手間がかかるということで、そういう利用がこの運動場においてはかなり減ってきているというお話を聞いています。その課題について把握されていますでしょうか。 329: ◎議長(菅原清喜君) 観光課長畠山 勉君。 330: ◎観光課長(畠山 勉君) お答えいたします。  今議員御指摘のとおり、反響は確かにありまして、我々も市の会議等で使う場合に、比較的少人数で使った場合に反響の程度があるかと、そこは認識しておりました。割と多い人数が集まったときは、音が吸収されるのか、少人数のときよりは比較的緩和されるのですが、ただ全く問題ないというレベルではないかもしれませんので、そこはどのような対応が可能であるか検討して対処してまいりたいと思います。 331: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君。
    332: ◎2番(三浦友幸君) 多分、市で使うことが一番多いかと思って聞いていたのですが、場所がとてもいいので民間の方々もやっぱりそこを使いたいという声はいろいろありますので、ぜひ解決をお願いします。 333: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて公の施設の管理に関する事業報告書に対する質疑を終わります。 334: ◎議長(菅原清喜君) 以上をもちまして、本日は散会といたします。  大変御苦労さまでした。      午後 2時24分  散 会 ───────────────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  令和2年6月24日                    気仙沼市議会議長  菅 原 清 喜                    署 名 議 員   菅 原 雄 治                    署 名 議 員   村 上 伸 子 発言が指定されていません。 このサイトの全ての著作権は気仙沼市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KESENNUMA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...